2016年03月26日

ふたり以上産むことが大切?

メインブログの3月26日エントリで触れた、
大阪の中学校の校長による「女性はふたり以上子どもを
産むことがいちばん大切」発言
ですが、
当の中学生たちはかなり否定的に受け止めています。

「「引くわ」「僕らに言われても」 校長のあの発言に生徒」
(はてなブックマーク)


生徒たちはどう受け止めたか。1年の女子生徒は集会のあと
クラスの女子4、5人と感想を言い合った。
「ひくわ」「なぜあんなこと言うんやろ?」。
全員が校長の発言に否定的だったという。

校長は「子育てのあと、大学で学び専門職に就けばいい」とも言った。
女子生徒は「私はまず大学に行きたい。
女性だけが年を取って入学するなんておかしい」。
別の1年の女子生徒は「勉強するのも記憶力や集中力がある
若いときの方がいい」と言った。

2年の男子生徒は「男だろうと女だろうと、
人生の大切な選択を他人に決められるべきではないと思う」。
別の2年の男子生徒は「校長の言葉遣いは悪かったけど、
少子化が深刻なのは間違いないと思う」と理解も示す。
「でも、2人以上産むべきって中学生の僕らに言われても、どうしようもできない」

これらを見ていると「自分の生きかたは自分で決める」
「他人に決められるのはおかしい」という意見がほとんどです。
(中には一定の理解を示している生徒もいますが。)
女子生徒からは「なぜ女性だけ」と、ジェンダーの非対称性を
問題視する意見も出ています。

中学生諸氏はまともな考えかたをしていて安心です。
(ほかならぬ自分の将来のことなので、ある意味当然と言えますが。)
この点に関しては将来に希望が持てそうです。
そこらへんのおとなたちのほうが、よほど因習・反動的で
おかしなことを言っている人が多そうです。


「2人以上産むべきって中学生の僕らに言われても、
どうしようもできない」という意見があるのですが、
どういう考えが念頭にあるのかと思うところです。
「出産や育児の現役世代に言うことで、それらがずっと先である
中学生に言っても無意味」ということでしょうか?

そうではなく「子どもを持ちやすい環境を整えるのは、
政府や為政者に言うことであって、中学生に言うことではない」
という趣旨でしたら、かなり見識のある生徒だと思います。


くだんの校長先生は「自分のところに直接批判はない」と言っています。
直接本人に言う生徒がいないだけで、生徒たちはかなり批判的に
思っていること、そしてメディアなどほかの場所であれば、
その批判を言うことがある、ということだったみたいです。

http://www.asahi.com/articles/ASJ3D4SV1J3DPTIL008.html
寺井校長は「生徒や保護者から直接おかしいという声は届いていない。
私の発言で傷ついた生徒がいたなら真意をきちんと説明する」と述べた。


関連エントリ:

「ふたり以上産むことが大切?」



posted by たんぽぽ at 23:09| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください