安倍政権の経済政策の効果で自殺が減ったという
「黒猫亭」の主張を見ていきたいと思います。
「安倍政権の経済政策と自殺数」
「「アベノミクスで自殺者が減ったことを批判する人は、
死体の山を築いても自分のメンツが大事な人でなしだ」」
何ツイートも使ってご高説を続ける「黒猫亭」に対して、
批判的なツイートもあったのでした。
ところが「黒猫亭」はそれを見て、どういうわけか
「自民対民主の話をしているのではない」などと言っています。
この人たち、なんか不思議な話をしていますよね(笑)。 https://t.co/2T09BIwD6L
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 7月 15
何すかねぇ、全然自民対民主みたいな話をしてなかったのにねぇ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 7月 15
そのツイートのかたも「自民対民主の話」なんてしていないと思いますよ。
自殺者が減り始めたことは民主党政権になってからということを、
「黒猫亭」は知らないらしいので、それを指摘したまででしょう。
東武東上線の人身事故件数を持ち出す「黒猫亭」は
警視庁の自殺統計をご存知ないようですが、
民主党政権が自殺対策を強化したことも、知らないのかもしれないです。
「民主党政権は自殺対策で取り組んでいるようですが、
いったいどんな内容なのでしょうか?」
2011年に顕著に自殺率が下げ止まったことについても、震災の影響が指摘されているしな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 7月 15
このツイートはなにに反論しているつもりなのかと思います。
自殺者は2010年から毎年減り続けています。
自殺者数がとくに減ったのは2012年で、
15年ぶりに自殺者は3万人を割ったのでした。
2011年の「顕著な特徴」なるものに、どう関係があるのかと思います。
「自殺者15年ぶり3万人下回る 「経済・生活を苦に」減る 警察庁まとめ」
(あと「顕著に自殺率が下げ止まった」は意味不明ですね。
おそらく「自殺率の上昇が止まった」か
「自殺率の減少がとくに大きかった」ということだろうと思いますが。)
他人の死について真面目に意見を言う動機のない奴に付き合うほど暇じゃねえんだよな。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 7月 15
どんな立派なこと言ってても、安倍政権の経済政策が夥しい数の人命を救済したことを完全スルーして言ってるご立派な意見なんて絵空事でしかないんだよ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2015, 7月 15
「黒猫亭」は警視庁の自殺統計や、民主党政権が自殺対策を
強化したことを「完全スルー」しています。
そんな「黒猫亭」が延々と続ける、自殺についての「ご立派な意見」は
「絵空事」ではなく、「他人の死についてまじめに意見を言う
動機がある」ということなのかと思います。
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「安倍政権の経済政策と自殺数」