岐阜のとある公務員がネトウヨだったというお話です。
「岐阜県職員、「同性愛は異常」に賛同ツイート」
(はてなブックマーク)
記事は短いので全部引用します。
「批判する投稿」と書いていますが、あきらかに誹謗中傷や差別発言です。
岐阜県技術検査課の30代の男性主任が先月、
ツイッターで同性愛者や沖縄県民、報道機関などを
批判する投稿をしたことがわかった。
主任のプロフィル欄には「36歳某県庁職員」とある。
県人事課は「県の信用を失墜させる行為で遺憾」として処分も検討中だ。
同課によると、主任はツイッターで先月29日、
神奈川県海老名市議による同性愛批判に「同性愛は異常でしょ」と賛同。
米軍普天間飛行場の移設問題で沖縄県民を中傷したり、
1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件に絡み
「もう1回襲われてしまえ」などと書き込んだりもしたという。
同日夜から複数の情報提供が県にあり、
主任は1日までの県の調査に自身の行為と認めたという。
主任はツイッターで「西向く侍」と名乗り、
1日には「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と
投稿を削除した旨を述べている。
「同性愛は異常でしょ」発言は、少し前にあった
海老名の市議の「異常動物」発言を意識してのものですよ。
「同性愛者は異常動物でない」
自分の職場にネトウヨがいたと知った
同僚や部下、上司はどんな気持ちになるのかなと思います。
今後、政治とはなんの関係もない話題であっても、
「そういう人」ということをどうしても意識して、
みょうに緊張したり、やりにくくなるかもしれないです。
ネトウヨはその政治思想が歪みきっていることに加えて、
自分の思想は正しいという信念が強い人です。
タクシーに乗ったら運転手氏がネトウヨで、
車内でずっとネトウヨトークを聞かされてへきえきした
というお話がむかしありましたが、とても政治的な話題は
できそうにない人たちだからです。
「ネトウヨを信じてなかった」
このネトウヨ氏の場合、「政治的発言」はもっぱら
ネットの中だけでしていたようで、リアルでネトウヨトークを
したりはしていなかったと思われるので、
日常的に閉口する事態はないのだろうと思いますが。
きょうびは日本の国力の低下になすすべがなく、
自尊心を維持したい人たちのための、排外主義や国粋主義に関する
低俗な情報が氾濫するようになっています。
そうした中にあれば、いつだれがそうした思想に
感化されてもおかしくない状況にあります。
「妻がネトウヨになりまして」
はなはだゆゆしきことですが、自分の隣人や身近な人が、
いつのまにかネトウヨと化していたとしても、
少しもふしぎはないということです。
まさに「あなたのすぐそばにもネトウヨが...」ですよ。