具体化に向けてどんどん進展しています。
「親子近居で家賃割引=同居へリフォーム補助も-子育てしやすい環境整備・国交省」
「3世代同居で所得税など優遇 子育て支援で政府検討」
さらには同居だけでなく、近居に対しても支援することを検討しています。
近居や同居は、親世代に子育てを助けてもらえる利点がある。
これから子どもを持とうとする若い夫婦や子育て中の世帯は
賃貸住宅に住むケースが多い。
このため同省はまず、近くに住む親子世帯の家賃を軽減している
都市再生機構(UR)の「近居割」を拡充する。
近居割は、親子が同じか近隣のUR団地に住む場合、
新たに越して来る方の世帯の家賃を5年間5%割り引くサービス。
9月からは、片方が戸建てなどに住んでいても、
近くのUR賃貸に入る世帯の家賃を同様に引き下げている。
国交省は予算を投入し、この割引幅を広げる方針だ。
なぜこんなに順調に進むのか、国土交通省の役人たちは
かくも協力的なのかと思います。
「これから子どもを持とうとする若い夫婦や子育て中の世帯は
賃貸住宅に住むケースが多い」というのなら、
親世代と近居しているかどうかにかかわりなく
家賃で優遇すればいいのにと思います。
対象を選んだりせず、すべての子育て世帯に
支援したほうが、効果的というものです。
福祉や社会保障の削減と、「家族の助け合い」という
家族イデオロギーに沿ったものは受け入れられやすく、
積極的になる人が多いということかもしれないです。
関連エントリ:
「3世代同居で少子化対策?」
「3世代同居の住宅政策」
「3世代同居の住宅政策(2)」