2015年08月03日

長尾たかしと民法改正

長尾たかし衆議院議員に関する、わたしの思い出です。
長尾たかしは、いまは自民党にいますが、もとは民主党にいました。

「婚外子差別撤廃の進捗」
「長尾たかし」
「長尾たかし(2)」
「婚外子の相続差別」
「長尾たかしが民主離党」



わたしが最初に長尾たかしの存在を意識するようになったのは、
ある日婚外子の相続差別撤廃に、反対するツイートをしたときです。


わたしがそれを偶然見つけて、ブックマークに入れたのでした。
そのあと少し拡散して、ネットでもちょっと知られるようになったようです。
2010年10月なので、いまから5年近く前になります。



長尾たかしは選択的夫婦別姓も、婚外子の相続差別撤廃も反対です。
例によって「家族思想」信仰のようになっているのでしょう。
支持基盤に「家族思想」を信仰している宗教団体があるくらいです。

民主党は政権与党になってから、一度も民法改正法案の
提出をせずに終わるという、皮肉な結果となったのでした。
長尾たかしも法案提出の妨害に、きっと貢献したのではないかと思います。

2011年の第3次男女共同参画の基本計画は、反対派のかなり激しい
抵抗により、中間報告から後退した内容となりました。
長尾たかしもかかる反対派の一員だったのかもしれないです。

「CEDAWフォローアップ(2)」
第3次男女共同参画基本計画策定過程での後退は、
国民新党というよりは民主党の反対派の動きのようです。
民主党の子ども・男女共同参画調査会では、
反対派がかなり激しく抵抗し、中間報告から後退しました。

(2011年09月18日 15:35)


長尾たかしは生活保護に反対で、朝鮮学校の無償化も反対です。
そしてチャンネル桜の収録に出かけるような人です。
ツイートを見るかぎり、常連メンバーという感じです。
民法改正にかぎらず、そういう政治思想の持ち主ということです。



長尾たかしは2012年11月に、民主党を離党して自民党に入ったのでした。
2012年12月の衆院選対策であることは、容易に想像がつくことです。
要領よく泥船から逃げたということです。

「長尾たかしが民主離党」


それでも「なんであんな右翼が民主党にいるんだ?」と
言いたくなる議員でしたし、民法改正に反対だった実績があります。
わたしとしては、やっかいな人が民主党から
ようやくいなくなってくれたと思いましたよ。


付記:

長尾たかしは、6月25日に自民党本部で行なわれた勉強会
「文化芸術懇話会」(百田尚樹氏を呼んだ)で、
大西英男、井上貴博とともに、問題発言をしたひとりです。
「沖縄メディアは左翼に乗っ取られている」なんて
ネトウヨみたいなことを言ったのでした。

「大西・井上・長尾」



posted by たんぽぽ at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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