2015年07月30日

中絶を世間が認めない?

メインブログの7月29日エントリでご紹介した、
自民党の今津寛議員による「高校生の中絶認めない」発言ですが、
「世間が認めない」という言いかたをしているのですよね。

「自民・今津氏:高校生の中絶「世間が認めない」」
(はてなブックマーク)

なにを根拠に「世間が認めない」と言うのかと思います。
世論調査でもあったのでしょうか?
高校生でも望まない妊娠を避ける権利はあります。
女性の性的自己決定権は、つねに守られるものであり、
世間が認めるか認めないかは関係ないことです。


このようなかたちで、「世間」「多数」「常識」を持ち出すのは、
本当は自分が「認めない」のだろうと思います。
自分の意見だとはっきりさせると批判を受けるので、
それを避けたくて「世間」や「多数」や「常識」の意見
ということにしているのでしょう。


あるいは自分で考えることができず、自分の意見を主体的に持てないので、
単に「世間」や「多数」や「常識」の意見と
自分が思っているものに、迎合しようというだけなのでしょう。



今津寛の場合、自民党の議員の例に漏れず、
「家族思想」信仰のようになっている可能性もあります。
これは「純潔思想」も併発している可能性もあるでしょう。

そうだとすると、高校生が妊娠や中絶をすることは、
彼らにとって「異教徒」ということになります。
「異教徒」は彼らにとっての「世間」の中では、
存在を許されないですから、「高校生の中絶は世間が認めない」
という認識になることが考えられます。

「世間が認めない」発言がこのような背景だとすると、
アメリカ合衆国の宗教右翼的カチカンと、同種の思想になりそうです。



関連エントリ:

「高校生の産婦人科受診」


posted by たんぽぽ at 22:26| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください