2015年07月26日

反対派が優先される図式

選択的夫婦別姓の是非をめぐるひとつの図式だと思います。
必要としているかたは、強く望んでいるのに、
必要でない人たちが反対して実現しないということです。



それゆえ本来重視するところである、当事者の切実な意見が反映されず、
当事者でなく必要性もない人たちの因習・反動的な意見ばかり
優先されるという、はなはだ理不尽な事態になるということです。
こういう事態がいつまでも続くことに、
いい加減嫌気がさしているかたも少なくないと思います。


働く女性の7割は選択的夫婦別姓に賛成しているというのは、
今年の3月7日に行なわれた、日本経済新聞の調査のことでしょう。
この調査で「賛成」と答えたかたが77%だったのでした。

「働く既婚女性に別姓の調査」
「働く既婚女性に別姓の調査(2)」

「選択的夫婦別姓制度」についてどう思いますか 「選択的夫婦別姓制度」が導入されたらどうしますか
高齢層や権力を持った男性や彼らに従った女性に反対が多い
というのは、内閣府の世論調査がしめしていると言えます。

「内閣府による世論調査」
「内閣府による世論調査(2)」

「家族の法制に関する世論調査」 Q11(選択的夫婦別姓の是非) 「家族の法制に関する世論調査」 Q11(選択的夫婦別姓の是非)

「必要ない人が反対する」というのが、ちょっと立ち入ると、
そう単純でもなくていささかやっかいかもしれないです。
当人としては自分が改姓する可能性がなくても、
まったく無関係と思っていない人もいるだろうからです。

ある種の男性の中には、自分の妻が旧姓に戻したいとか、
これから結婚する相手の女性が改姓したくないと言い出すのが
嫌だと思っているのがいるということです。
彼らにとっては、選択的夫婦別姓に反対することによって
既得権が維持できるという、「利益」があることになります。

「同姓派男性の自分の問題」
「同姓派男性の自分の問題(2)」


高度経済成長期に定着した「標準家族」を「理想」と考える
「家族思想」が信仰のようになっている人は、
彼らにとっての「異教徒」を「改宗」させ、「改宗」しないものを
「排除」することが、最重要課題になっているのでしょう。

彼らはイデオロギーのために反対しているのであり、
非改姓結婚が自分や他人に必要かどうかという思考や発想を、
ぜんぜんしていないのではないかと思います。

「選択別姓反対派・最大の疑問」
「「改宗」を迫る別姓反対派」




posted by たんぽぽ at 17:59| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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