2015年07月09日

弱者男性を養わない理由(2)

メインブログの6月27日エントリと、6月28日エントリの続き。
高収入女性はなぜ低収入男性を養いたがらないのかについてです。

「弱者男性を養わない理由」
「弱者男性を養わない理由」



上記2エントリでお話した以外の理由として、
『結婚の社会学』を解説したエントリで触れられている、
結婚は、男性にとっては「イベント」であり、
女性にとっては「生まれ変わり」なのだ。
男性は結婚することでそれほど自己の変化を強いられることはないが、
女性にとってはアイデンティティーが変わるほどの出来事だ。
ということがあると思います。

日本の結婚生活はまだまだ男性中心的であり、
女性は結婚にともなって変化することが多く、
アイデンティティが変わるくらいである、ということです。

「日本の未婚男性の不幸感」
いまの日本では結婚改姓するのもほとんど女性ですし、
結婚すると個人として見られることは少なくなり、
「だれさんの妻」とか「だれちゃんの母」とか、
役割というフィルタを通した認識のされかたをします。
いまだに「嫁扱い」する夫の親もいるだろうと思います。

ほかにも結婚すれば子どもを産む圧力がかかります。
仕事と育児の両立という問題も出てきます。
キャリアに穴が開いたり、パートなど収入の少ない職種へ
転換を余儀なくされることもあります。
夫との関係を言えば、家事の分担をしてくれないとか、
DVやモラルハラスメントの恐怖にさらされる可能性もあります。

いくら経済力が自分(女性)にあって、
相手の男性を養っているからといって、上述の結婚に関する
男性中心的な社会通念のすべてが、自分(女性)中心に
ことが進むという保証はどこにもないです。

これらにについて、ひとつひとつ交渉したり、
場合によっては、妥協したりせざるをえない
事態になる可能性のほうが高いでしょう。
そんなことになるくらいなら、高収入ゆえに生活の心配は
ないのですから、結婚しないで単身者のままでいるほうが
ずっと得策というものです。


年収1000万円以上の男性は、かえって結婚する人が少ない
という調査があるのでした。
未婚のままでいても生活の心配がなく、それよりもライフスタイルの
自由を維持したいと考えるかたが多いからです。

「年収1000万円以上は独身志向!?」

女性の結婚に「生まれ変わり」という社会通念が
残っている現状であれば、自分のライフスタイルの自由を
維持するために結婚したくないという要求は、
女性はもっと強いことが予想されます。


関連エントリ:

「弱者男性を養わない理由」



posted by たんぽぽ at 20:11| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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