2015年07月06日

緊急避妊薬の市販薬化

メインブログの7月5日エントリで、
緊急避妊薬(ノルレボ)を市販薬化する運動があることと、
それに反対する人がいることをお話したのでした。

緊急避妊薬が市販薬として薬局ですぐに手に入る国でも、
病院やクリニックによる処方で手に入れることを推奨していて、
病院で入手したほうが有利になるようにしているところはあります。
たとえばイギリスはそうです。

「緊急避妊薬、日本とイギリス。」


イギリスでは病院で緊急避妊薬を処方されるときは無料です。
病院に来たかたには、いっしょに性教育も受けてもらうからで、
適切な情報を持ってほしいという、教育的配慮のためということです。

施設に行けば無料ですが、薬局では有料となります。
それも、値段は「高く」設定してあると。
それは、施設で無料で薬を提供するときはあくまでも
教育とセットなのだけれど、スーパーなどで買うときには、
その教育がないままに服用することになるということ。

薬局で買う人は教育を受けないので、有料にしています。
値段は「高め」にしているのですが、それでも日本円で3000円くらいです。
日本は病院の処方でも15000円くらいです。


イギリスでは薬局より病院の処方で緊急避妊薬を
手に入れてほしいという考えはあって、
薬局で入手するときは有料にするという「壁」は作っています。
それでも日本の病院処方よりも、イギリスの薬局での価格は
ずっと安価で手に入れやすくなっているということです。

またイギリスで緊急避妊薬を病院で入手すること推奨するのは、
「適切な知識を持ってほしい」という教育的観点からです。
不心得者の男がいるから安易に手に入れられないようにするとか、
わざと病院に来させて性暴力の加害者を見つけやすくするため、
ということではないのですね。


関連エントリ:

「緊急避妊薬の市販薬化」


posted by たんぽぽ at 21:50| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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