「家系図が崩れるから選択的夫婦別姓に反対?」
出典はこちらです。
http://news.livedoor.com/article/detail/9994695/
夫婦別姓を巡っては長い間賛成派と反対派が真っ向で対立しています。
「別姓だと夫婦や家族の絆が希薄になる」「子供に影響がある」
「別姓だと家系図が崩れる」などなど。
これはメインブログの5月25日エントリでご紹介した記事です。
反対派(非共存派)の意見を直接見たというのではないですが、
記事に載っているので、本当に「家系図が崩れる」
などと言った非共存派はいるということだと思います。
家系図ごときのために、なぜに結婚改姓にともなう
さまざまな不利益を甘受しなければならないのか、というのが率直な疑問です。
家系図なんて、夫婦別姓が認められていても、
必要なら名字を書き加えておけばいいだけだと思います。
それがどれだけの負担だというのかと思います。
同姓強制の不利益と比べたら、比較にならないくらい
ささいなことを持ち出して、選択的夫婦別姓が認められたときの
深刻な問題を指摘したつもりになるのは、
非共存派によくあることだと思います。
名字が入り交じって、だれとだれが血縁だかわかりにくくなる、
とでも言いたいのでしょうか?
母方を含めてさかのぼって家系図を作るなら、
かえって作りやすくなるという意見もあります。
家系図を作るかたは、かなり奇特なかただろうと思います。
「家系図が崩れやすくなる」と言っている人は、
じつは家系図を作ったことがないのかもしれないです。
それ、家系図作った事ない人の意見ですよ、きっと。 本気で〔母方含めて遡って〕作る人なら、逆に『家系図が作りやすくなる』な方向の意見が。 "@kenketsumiyagi http://t.co/dHyDtWUVwg 「別姓だと家系図が崩れる」なんて反対意見もあるのか #夫婦別姓"
— はらへ 〔ゴミ屋敷警報発令中〕 (@haawitter) 2015, 4月 11
関連エントリ:
「夫婦別姓・交われない原因」
そうだろうと思っていました。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
家系図が好きな人もいるみたいです。
そんな彼らも、実際に家系図を作ったことは、
ないのではないかと思います。
ネットを見ると家系図を作るのに
戸籍が利用できることに触れてある
サイトがあるので、それを読みかじった
くらいの知識ではないかと想像します。