2015年04月26日

選挙で社会は変わらない?

わたしなら「えーーー!?」と言いたくなる認識です。

最近の選挙に限っても、2005年、2009年、2012年の衆院選は
どれもかなり社会を変えたと、わたしは思いますよ。
2007年と2010年の参院選も、これらの衆院選とくらべると
小規模だと思いますが、社会を変えたと思います。



なにか気のきいた皮肉を言ったつもりなのでしょうか?
2007年の参院選と2009年の衆院選は、
それなりによい方向に社会が変わったと、わたしは思います。


運動に関しては、わたしがむかしかかわった
ネットの選択的夫婦別姓の市民団体は、民法改正の実現に
なんら影響を与えることなく、茶番に終わりましたよ。
むしろ悪影響のほうを多く残したくらいです。
彼女たちの運動にくらべたら、選挙のほうが
ずっと社会をよい方向に変えていると思います。

これはかなり特異的な例であり、現実に社会を変えた
社会運動はたくさんあるのだろうと思います。
それでもあからさまな反例がある以上、
挙げておくことは意義があるだろうと思います。


わたしが想像するに、最初のツイートのかたは、
「自分たちの社会運動こそ実践的であり、社会を動かす力になる」
という、うぬぼれがあるのではないかと思います。
それで「選挙なんかでは社会が変わらない」なんて、
ニヒルな発想になるのだと思います。

社会運動に関わるかたが「選挙で社会は変わらない」なんて
主旨のことを言っていいのかと、わたしは思いますよ。
「選挙で社会は変わらない」という考えは、一般市民のあいだに
政治に対する無力感を蔓延させることになって問題だからです。
社会運動というのは、本来そうした無力感とは、
対極にあってしかるべきものだと思います。

わたしがかかわったネットの選択的夫婦別姓の市民団体も、
自分たちの活動に対するうぬぼれが強い人たちでした。
政権交代なんて、はなから取り合わなかったくらいでした。

そんな彼女たちも、選挙で社会が変わらないとまでは、
思っていなかったですよ。
上記ツイートのかたの、自分たちの運動にたいする自負心と
選挙に対するニヒリズムは、それ以上ということかもしれないです。


posted by たんぽぽ at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治活動・市民運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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