2015年04月21日

夫婦別姓と「在日特権」

在日コリアンのかたが現時点で夫婦別姓が認められることは、
そういえば「特権」と言えなくもないです。


「在日特権」なるものは、排外主義者、民族差別主義者が
考え出した虚構ですし、夫婦別姓が選択できるのも、
実際には差別的扱いの結果論というだけで、
本当の意味で「特権」ではないのでありますが。

日本では国際結婚は原則夫婦別姓になります。
外国人は日本国籍でないので、日本の戸籍がなく、
婚姻関係にあっても配偶者とおなじ戸籍に入らないからです。
在日コリアンのかたは、日本国籍でないですから、
国際結婚の扱いとなり、原則夫婦別姓になるということです。

「国際結婚と苗字」
「国際結婚は夫婦別姓が原則」

日本名を通称で名乗るときは、夫婦同姓ですが自由に決められます。
実質的に夫婦新姓が認められていると言えます。
こうして見ると、在日コリアンのかたは、
名字に関してはかなり自由度があることになりそうです。

「現代日本の夫婦新姓」


夫婦別姓が選べることを、排外主義者や民族差別主義者たちが、
本当に「在日特権だ〜〜!」などと騒ぐことは、
たぶんなさそうだと、わたしは思います。
わたしが見たかぎり、そういうことは起きていないです。

こうした人たちは夫婦別姓が認められることを、
「特権」とも「権利」とも思っていなさそうだからです。
夫婦別姓が認められることを、むしろネガティブに考えていそうです。
日本に夫婦別姓を導入しようというのは、
中国や韓国の陰謀とさえ、思っているのがいたりします。

中には、「夫婦別姓は在日が望んでいるんでしょ?」なんて
本気で思っているのがいるくらいです。
こうした人は、在日コリアンのかたは、
すでに夫婦別姓を選べることが、わかっていないわけです。
わかっていないのに「特権だ〜〜」と騒げるはずもないことです。



posted by たんぽぽ at 22:58| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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