よくある「夫婦別姓はわがままだ!」と同種ですね。
こういう感情的反発をするのは、筋道立てて反論できないということです。
現に「これ以上個別に返信する気はない」と言っています。
https://twitter.com/Ganesh_zoo/status/23910959248580608
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介護保険制度があっても介護疲れで心中したりするのみてると、
ある程度お金と人手がある家族の為の介護保険制度でしかない。
夫婦別姓はメンドクサイので暴論するとシーセパードの
ゴジラに乗ってる日本人女性と同じだな、自己陶酔とエゴイズムだと気付かない
これ以上個別に返信する気はない。
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なぜこのような感情的反発をするかですが、
「自分の結婚相手が改姓したくないと言い出すのが嫌」
という男でしたら、「女が改姓してとうぜん」という
既得権を失いたくないということでしょう。
既得権なので本来なら失ってしかるべきものです。
それゆえ既得権を維持する正当な理由が見つからなくて
感情的に反発するということになるわけです。
例の「家族思想」を信奉しているかたでしたら、
信仰なので「それが正しい」と信じているだけですから、
なぜ「正しい」のかに正当な理由はないのでしょう。
それゆえ理由や根拠を訊かれても、感情的に反発するしかないのだと思います。
わたしに言わせれば、選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)こそ
自己陶酔でエゴイズムだと思いますよ。
「家族思想」を「正しい家族」と思い込んで
悦に入ったりするのは、まさに自己陶酔とも言えるでしょう。
また『夫婦別姓大論破!』なんてタイトルの本を出したりして、
自分は完璧な反論をしたと思うのも自己陶酔だと思います。
エゴイズムのほうは言うまでもないことですね。
自分と関係ない他者の個人的選択に過剰に介入するところや、
「家族思想」を押し付けようとすることは、まさに独善的です。
上述の「自分の結婚相手が改姓したくないと言い出すのが嫌」とか、
そもそもが女性差別的であることも自己中心的です。