2015年02月08日

敵が自分の鏡映しになる

2月7日エントリの続き。
とある民主党支持者にわたしが「小沢信者」認定をされた上、
しつこく小沢を批判しろと詰め寄られたお話です。

「民主党の支持回復と小沢批判の意義」



>◯◯さんも言っているから

くだんの民主党支持者氏は、「kojitaken」もわたしのことを
「小沢信者」と言っている、などと言ってきました。
「◯◯さんも言っているから」ということですね。


「kojitaken」なんて、なにかというとレッテルを貼るかたです。
「小沢信者」も「kojitaken」の大好きなレッテルのひとつです。
自分が気に入らない人に、わかりやすいレッテルを貼って
攻撃するのが気持ちがよいということなのでしょう。

「kojitaken」氏にとっての「小沢信者」の範囲はとても広いらしいです。
「美味しんぼ」の原作者雁屋哲氏まで「小沢信者」になるようです。
前にわたしはすこし調べましたが、雁屋哲氏がなんで
「小沢信者」になるのか、よくわからなかったです。

「雁屋哲は有名な小沢信者?」


小沢一郎氏や小沢支持者が大嫌いで、自分の嫌いな人に対しては
すぐ「小沢信者」認定をする人に「小沢信者」と言われたところで、
わたしのことが嫌いだから、いつものように
安易にレッテルを貼ったのだな、くらいにしか思わないですよ。
言いがかりも同然であり、説得力はないと思います。

「◯◯さんも言っているから」を根拠にしたいのなら、
小沢一郎氏や小沢支持者に対して嫌悪感情がなく、めったなことでは
レッテル貼りをしない人が言ったときに、引き合いに出すことだと思います。


>敵が自分の鏡映しになる

彼ら民主党支持者たちが、徹底的に批判している
「小沢信者」と言われる人たちにも、責任転嫁をする人は多いです。
彼らは民主党の本流の人たちや共産党のせいにすることがよくありますし、
さらには不正選挙とか陰謀論めいたことを言うことさえあります。

共産党支持者はもっと責任転嫁を続けてきた伝統があります。
「マスコミが悪い」とか「有権者が悪い」とか「小選挙区が悪い」とか、
彼らは人のせいにすることに枚挙にいとまがないです。

ここで取り上げた民主党支持者たちも、彼らが猛烈に敵視する
「小沢信者」や共産党支持者とおなじように、
責任転嫁をする人たちになっているのですよね。
ある対象を激しく憎み攻撃をしていると、だんだんとその攻撃対象に
顔が似てくると言われるのは本当だと思いましたよ。


彼ら民主党支持者たちは、「小沢信者」や共産党支持者が、
自分たちを写す「鏡」になっているとは、おそらく思っていないでしょう。
ツイッターでもわたしはこれにすこし触れたのですが、
彼らがこうした問題意識にいたることがあるのか、
こころもとないかぎりです。


彼ら民主党支持者たちは、「小沢信者」や共産党の支持者たちが
いまのままでは支持を得られるとは思っていないだろうと思います。
ところが自分たちの場合は、彼らが激しく敵視する対象と
おなじ体質に陥っても、支持が回復すると思っているのかと思います。


posted by たんぽぽ at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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