2014年10月26日

山谷えり子と統一教会

山谷えり子氏が統一教会と親密関係にあることが記事になりました。

「山谷えり子大臣 今度は「統一教会」との親密関係が問題視」
(はてなブックマーク)

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衆院議員だった2001年11月に統一教会系の「世界日報」に登場。
「夫婦別姓は福音か」と題した記事で、夫婦別姓に異論を唱えている。
一部週刊誌では2010年7月の参院選で、統一教会の政治団体の
全面支援を受けていた疑惑を報じられている。
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『世界日報』はご存知、統一教会の機関紙です。
政治的旗色が近いので、日本の右翼諸氏がしばしば寄稿しています。
彼らも統一教会のメディアだとは承知なのでしょうが、
自分の記事をよく載せてくれるので重宝しているのでしょう。

夫婦別姓に反対する記事は、以下から目次だけ見られます。
山谷えり子だけでなく、西川京子や橋本聖子の記事も並んでいますね。
リンクをたどっても、残念ながら記事本文は表示されないです。

「「夫婦別姓」は福音か」

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(1)家庭崩壊を促す要因に/衆議院議員 西川 京子氏
(2)共同参画法で自民党に異変/衆議院議員 西川 京子氏
(3)マスコミ報道に作為/衆議院議員 中本 太衛氏
(4)道徳観持つ国造りを/衆議院議員 中本 太衛氏
(5)子に姓の選択迫るのは酷/参議院議員 橋本 聖子氏
(6)「家庭づくり」から議論を/参議院議員 橋本 聖子氏
(7)通称の使用拡大で十分/衆議院議員 山谷えり子氏
(8)家族は「運命共同体」/衆議院議員 山谷えり子氏
(9)同姓が善良な秩序形成/日本会議理事 田尾 憲男氏
(10)時代錯誤の女性解放論/日本会議理事 田尾 憲男氏
(11)問われる夫婦の“愛”/インタビューを終えて
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3月26日の東京新聞で、隅っこのほうの囲み記事とはいえ、
統一教会に言及があったので、わたしはちょっとびっくりしたのでした。

「統一教会に言及があった」

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「安倍政権になって、男女共同参画という言葉が言いにくくなった。」
ある政府の職員が漏らした。オトモダチの面々をみれば、さもありなん。
「ジェンダーフリー」たたきでは復古主義右翼から統一教会までが野合した。
標的は個人の権利、自己決定だった。
現在の自民党改憲草案とはこの一点で符号する。
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9月28日の東京新聞でも、統一教会と山谷えり子が関係あることが
やはり隅っこの囲み記事ではありますが載せられています。
https://twitter.com/keikomiyake/status/516049931073646593/photo/1
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約十年前の「ジェンダー攻撃」の最先端には統一教会がいた。
彼らはフランクフルト学派という思想潮流を諸悪の根源とみていた。
その当時、山谷えり子事務所に電話すると、
秘書がフランクフルト学派に言及してきて驚いた。
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最初にリンクしたゲンダイの記事は、これらよりもずっと長く、
統一教会についてまとまった分量の記事を載せたことになります。


ついに統一教会もメディアで言及されたという感じですよ。
統一教会のことは日本のメディアがまともに取り上げることが
なかなかないので、ちょっと意外に思っています。
安倍晋三が8年前に統一教会の合同結婚式に祝電を送ったことも、
記事になればいいのにと思います。

「統一教会に祝電を送る安倍晋三(1)」



posted by たんぽぽ at 08:35| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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