2014年10月12日

男子生徒がスカート姿で抗議

ブラジルのリオデジャネイロで、性同一性障害の高校生が
スカートをはいて登校してきたのを、学校側は校則違反で処分したのでした。
これに抗議するために、たくさんのほかの男子生徒が
スカートをはいて学校に来たというニュースです。

「ブラジル、ミニスカート姿の男子学生は処分され、他の男子学生は支持」

記事の見出しには「男子学生」とありますが、
性同一性障害なので性自認は女性ですね。
男子生徒がスカートをはくことになるので、それは校則で定められていない
というのが、学校側の考えかたということです。



https://twitter.com/torontogay69/status/514048671256940545
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トランスジェンダーの生徒がスカート姿で登校して罰を受けたのに対して、
その生徒のクラスメイトたちは男子女子問わずに同じ日に
スカートを履いて学校側に抗議!
おかげで学校側はドレスコードの変更を検討することに。
ブラジルのニュース。#英語よ
http://www.advocate.com/politics/transgender/2014/09/20/boys-wear-skirts-class-protest-after-school-fines-trans-girl-wearing
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https://twitter.com/IchigoIchieFilm/status/514099081942032384
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ブラジルの性同一性障害の高校生がスカートを履き
校則の服装規定違反だと罰せられたことに対し、
クラスメートがスカートを履いて抗議。
生徒達の反応をみて校長が校則の見直しを検討する動きに繋がる。
http://bzfd.it/1ri5Fju  
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大人数で抗議した効果はあったようで、
校長が校則の見直しを検討することになったのでした。
学校側が対応を考えることになったのは、ひとまずよかったと思います。

このようなかたちで生徒たちが抗議したことで、学校が校則を見直すのは、
日本ではなかなかないような気が、わたしにはするのですよね。
日本の場合、「校則で決まっている」と言うだけで、
あたまから守らせようとしそうに思います。


このリオデジャネイロの抗議のお話で、わたしが連想したのが、
スカートをはいて登校したイギリスの男の子です。
こちらも校則で決められた制服に対する抗議です。
この男の子の場合は、男子生徒の服が夏でも長ズボンと決められていて、
半ズボンが校則違反とされることへの抗議です。

「校則に抗議するためスカートをはいて登校したイギリスの美少年」



posted by たんぽぽ at 13:39| Comment(2) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いえいえ。
日本なら、誰も抗議しませんよ。

傍観すると思います。
Posted by 茉莉 at 2014年10月12日 20:54
茉莉さま、こちらにコメントありがとうございます。

>誰も抗議しませんよ
>傍観すると思います

おお、その可能性のほうが高そうですね、抗議以前の問題。
みんなでいっせいに抗議するのが、そもそも「日本的でない」ですね。
Posted by たんぽぽ at 2014年10月13日 16:33
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