2014年10月04日

社民党・土井たか子逝去(2)

10月3日エントリの続き。
土井たか子氏の訃報を、喜んだり祝ったりするたちもいるのですよね。
ぜんぜん遠慮がないです。

「【元社民党】「ざまあwww」土井たか子の死を喜ぶ人々」
(はてなブックマーク)

あの百田尚樹氏も、ここぞとばかりに土井たか子を批判です。

「百田尚樹氏が土井たか子氏の訃報に「まさしく売国奴だった」と批判」
(はてなブックマーク)


ここでわたしが取り上げたいのが、
むかしお話した「しかばねに鞭を打つ」問題ですよ。

「しかばねに鞭を打つ」

上述の人たちは、自分が親しい人や信頼している人がなくなったとき、
それを喜んだり祝ったりするかたがいても、容認できるかだと思います。
自分にとっては「よき人」でも、他人にとっては「忌まわしき人」
ということは、いくらでもあるからです。

百田尚樹氏も、自分が信頼している政治家が亡くなったとき
酷評する人が出てきても、「死ねば批判から免れるというのか」と
おなじことが言えるかどうかだと思います。
言えるなら「しかばねに鞭を打つ」のも、いちおういいだろうと思いますよ。


付記:

土井たか子氏の訃報を喜んでいる人たちの中に、
「土井たか子=李高順」というデマを信じている人が
結構たくさんいるのが、あきれを通り越して失笑してしまいます。

これはネットで流されたデマで、むかし産経新聞の花岡信昭氏が
信用して雑誌『Will』に書いたため、裁判ざたになったのでした。
もちろん花岡信昭氏の敗訴です。
そういういわくつきのデマを、いまだに信じていられるというのは、
どれだけ情報リテラシーが欠如しているのかと思います。

「土井たか子・朝鮮半島出身在日李高順説 花岡信昭裁判と加賀孝英」


関連エントリ:

「社民党・土井たか子逝去」


posted by たんぽぽ at 08:54| Comment(0) | 人物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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