「親から愛されていると思うか?」と訊いた調査があります。
ご紹介したいと思います。
「共働き世帯の親子関係の一断面」
出展は、内閣府『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査』(2013年度)です。
親から愛されていると思うか。共働き世帯の子のほうが,「愛されている」と感じてるじゃん。子と接する時間の問題ではないのだな。ただ,日本の肯定率が最低なのが気にかかるが。 pic.twitter.com/C0Akt3aUid
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2014, 6月 13
これを見ると、共働き世帯のほうが、そうでない世帯より
「親から愛されていると思う」と答えた子が多いことがあきらかです。
よく言われる(?)「共働きだと子どもがかわいそう」とか
「母親がずっと子どもについていたほうがしあわせ」などと
決まっているのではないことが、また確かめられました。
この調査は「そう思うか?」という自身の感じかたを訊いています。
よって「愛されていると思う」と答えた子どもより、
「愛されていると思わない」と答えた子どものほうが、
第三者的にはしあわせに見えることもありえるとは言えます。
それでも共働きの家庭の子が、親から愛されてないと
自分では思っていないことは言えるということです。
韓国や欧米の民主主義国でも、共働き世帯の子のほうが
「親から愛されていると思う」と答えた割合が高くなっています。
共働きの家庭の子のほうが肯定感が高いのは、世界共通の傾向のようですね。