2014年08月31日

民主党政権再評価の前に

もと蓮アイコンのかたが、こんなことを言っているのですよ。
民主党政権はわりと手堅くやったので、過度の反省をするよりも
よいところを評価し直しすべきだというのです。


民主党政権はこのくらい失政がすくなかったと思っているかたは、
おそらくあまりいないのではないかと思います。
とくに菅政権がひどかったことが、さっくり無視されていますね。
「悪いのは小沢と鳩山」という、もと蓮アイコンのかたらしい意見だと思います。


 
日本再建イニシアティブというところが昨年の4-8月に行なった、
「民主党政権に関するアンケート」というものがあります。
このアンケートの
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Q2. 民主党政権が有権者の支持を失う決定的なターニングポイントは
どの時期だと思いますか?
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という質問に対して「普天間基地移設」と答えたかたは12人でしたが、
「消費税増税発言」と答えたかたは14人いたのでした。

アンケートの対象者は民主党の衆議院議員だけであり、
回答者数が45人しかいないので、偏りがあるとは言えるでしょう。
それでも鳩山政権のときの「普天間基地移設」よりも、
菅政権のときの「消費税増税発言」のほうが深刻と考えた
議員が多くなっていることはたしかです。

菅直人首相(当時)の「消費税増税発言」は失政ではないと、
もと蓮アイコンのかたは強調していました。
いくら失政でないと否認したところで、「消費税増税発言」に対して
民主党に猛批判が集まり、支持率がきゅうに下がって
2010年の参院選で自民党に負け越すことになったのは、
たしかとか言いようがないと思います。

「民主党支持者の選挙分析(3)」


菅政権は打たれ弱くて保身的で、すぐに分裂するとか、
都合の悪いことを人のせいにするとか、だめな「リベラル・左派」に
ありがちな特徴が、もろに出まくっていたと思います。
ところがもと蓮アイコンのかたは、これらもさっくり無視しています。

「あまりに保身的な〜菅政権のゆゆしき体質」

だめな「リベラル・左派」の特徴と言えば、
「批判するのは得意だけど、責任を持って政策を実行するのは苦手」
という体質も露呈したと言えます。
こんな調子でどこが「わりと手堅くやった」と言えるのかと思います。

「市民運動出身宰相の限界」


昨年の5月に民主党は公開大反省会を行なったのでした。
そしてここでは、自民党が悪いとか官僚が悪いとか小沢が悪いとか、
「人のせい」ばかりだったのでした。
「大反省会」と称しながらやっていたのは責任転嫁ばかりで、
いったいどこが「過度の反省」なのかと思います。
まるっきり無反省としか言いようがないと思います。

「民主党公開大反省会」

そのあと2013年10月に民主党は、『民主党政権 失敗の検証』
という本を使った勉強会を開いています。
この本は民主党の内部にありがちな、失敗の原因を小沢氏や
その周辺に押し付ける議論はしていない、という特徴があります。

「民主党政権・失敗の検証」

こうした本の勉強会を開くようになったということは、
まがりなりにも都合の悪いことを「人のせい」にするところから、
脱却しつつあるのだろうとは思います。


posted by たんぽぽ at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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