2014年05月06日

結婚して改姓すること

夫婦別姓や結婚改姓についての、なかなか興味深い記事があるのでご紹介します。

「結婚して改姓すること」

あまり深く考えずに結婚改姓するかたというのも、すくなくないと思います。
それで本当に問題が起きなければ、結構なことだと思います。
ところが現実には実際に改姓してから、もろもろの負担を感じて
後悔をするかたもすくなくないのですね。



なぜ結婚改姓をすることに対して深く考えないかというと、
「女は結婚で改姓してあたりまえ」という社会通念が
浸透しきっていることに加えて、自分の身内とか友人知人とか、
まわりの人たちも結婚改姓しているので、自分も改姓しても
なんら問題は起きないだろうと、思ってしまうからなのでしょう。

結婚改姓したかたの中には、一見当たり前でなんら問題ないように見えて、
じつは負担や苦労を感じているかたも、すくなからずいるのだと思います。
外から見るとそれがなかなかわからないこともあるのでしょう。

この「自分でやってみるまでわからない」という
結婚改姓にありがちな事情を、エントリでは空手の試割りと
比較しているところが、とても奇をてらっていて興味深いです。

ほかの競技者が当たり前のように板を割っているのを見ていると、
「みんなが割っているから、自分でも割れて当たり前なのだろう」と
なんとなく思うようになっていくのですね。
いざ自分が試割りをする段になって、当たり前のようには
とても割れない板だと気がつくということです。


エントリ作者は、結婚改姓をしたことで、
どんな苦労があったかを、いくつか具体的に書いています。
その中に「嫁に行った」とか「男の庇護下に入った」というふうに見る人が
出てきてそれにともなう圧力がかかってくるという、
5月5日エントリでお話したようなことがあります。

事実婚にすることで、このような見かたをする人や、
それにともなう圧力がだいぶ減ったとも書いています。
「嫁扱い」から解放されるために事実婚という選択は
一定の妥当性があることが、ここでもしめされていると思います。


エントリでは最初のほうに、改姓に抵抗がないと言っている
独身男性のことに、すこし触れています。
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それを別の独身男性に言うと「俺なら改姓に抵抗はないなあ。
泣くほどのこと? 別に自分がやってもいいし、自分の名前にこだわりはない。
ただ、あんまり珍名だったら抵抗あるかも」と言っていた。
だがしかし! 実際には彼はひとり息子なので、そんなこと言い出して、
親がすんなり認めると思うのだろうか…。揉めに揉めるに決まってるじゃん…
と思ったが黙っていた
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実際、男性は改姓しようとすると、まわりから圧力をかけられることが
すくなからずありますね。
そこに思い至らないのも、「自分がやってみるまでわからない」の
うちなのだろうと思います。

選択別姓に反対の男性(上述のエントリに出てくる男性が、
反対派かどうかはわからない)の中には、本気なのかはったりなのか、
選択別姓の是非の議論のときに「自分は結婚改姓してかまわないよ」と
言ってのける人がときどきいます。

こういう男性は、自分はよくても自分の親とか親戚・身内とか
職場の同僚や上司といった、まわりの人たちを説得できるかどうかまでは、
考えていないのではないかと思いますよ。


posted by たんぽぽ at 22:53| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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