2014年05月05日

嫁扱いからの解放と事実婚

配偶者の家との関係を切りたいという動機で、法律婚を解消して
事実婚に移行したいというかたが、最近になって増えてきているそうです。

「[事実婚]長男の嫁扱いにうんざりすると」

このモチベーションで事実婚を望むのは基本的に女性であり、
またその女性の夫は長男であることが多いです。
「長男の嫁」扱いから解放されたいということですね。



息子の妻が結婚改姓して自分たちの苗字を名乗ったことで、
「嫁に来た」と考えるようになる人たちはまだまだいるのですね。
選択別姓の反対派(非共存派)がいくら理由を並べたところで、
名前が変わることで「吸収合併」をしたという感じは、
どうしても出てくることがある、ということです。

戦後の新民法によって「イエ制度」はなくなったといくら言っても、
意識が旧時代のままという人がすくなくないということでもあるでしょう。
息子が長男の場合この傾向が強いことも、それをしめしていると言えます。


「嫁」扱いされたくないから結婚改姓しない、
というかたは、以前から一定数いたことはいたのでした。
そういうかたでも、非改姓結婚をするのは自分の苗字を守ることが
メインのモチベーションのケースが多かったと思います。

ここでは「嫁」扱いされたくないとか、夫の家との関係を断ちたい
というモチベーションが、前面に来ていることが特徴的だと思います。
夫婦別姓の一般的な動機である自分の苗字に愛着があるとか、
旧姓を取り戻したいということは、かならずしもないのですね。

夫の親の家から遠くに住んでいれば、直接会わないことで
「嫁」扱いから免れることもできるでしょう。
住んでいるところが近いとなかなかそうはいかないので、
事実婚への移行で、心理的に距離を開けようということになるわけです。
実際、事実婚にすることで、「嫁」扱いから解放されることはあるようです。



posted by たんぽぽ at 22:15| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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