出展は総務省の『就業構造基本調査』(2012年)です。
https://twitter.com/tmaita77/status/452768509164937216/photo/1
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正社員女性の離職率曲線(育児,介護による)。若年期と高齢期の色がはっきりしてるわ。 pic.twitter.com/PEATmgFjAn
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ご覧の通り、30代前半で「出産・育児」による離職がピーク、
50代後半で「介護・看護」による離職がピークになっています。
見事なまでにくっきりと現れていると思います。
女性は出産で仕事をやめることを余儀なくされること、
そして育児や介護が依然として「女の仕事」であり、
これが女性が仕事を続けられなくなる圧力になっていることを、
きわめてはっきりしめしているということですね。
計算式は図に書かれていますが
「2011年10月-2012年9月の離職者数/2012年10月時点の正規就業者数」
となっています。
離職者全体のうち、出産・育児や介護・看護で離職する人数の
割合を見たらどうなるのかが、しばし興味のあるところです。