江端智一氏の「出産させないシステムが完成した日本」というコラムがあります。
そこに「女性を取り巻く、理不尽な環境」という図が載っていて、
それがとても強烈なので、ツイッターでちょっと話題になったのでした。
「出産させないシステムが完成した日本〜破滅衝動=結婚をなぜ越えられないのか?」
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「女性を取り巻く理不尽な環境。「見ていて死にたくなりました」」
見ていて死にたくなりました。 http://t.co/eB5VWhWnuo pic.twitter.com/v702d3jefi
— NaGiSa_FuJiKI (@NaGiSa_FJ) 2014年2月21日
このイラストにあることを実感する女性は多いだろうと思いますが、
こうして並べてみると、あらためてすごいことになっていることがわかります。
現在の日本社会が女性に要求することがあまりに多く、
しかもおたがいに矛盾しているものもあるのですよね。
ツイートのかたは「見ていて死にたくなりました」と言ってますが、
見ていると本当に気が滅入ってくるというものです。
「なんだこの八方ふさがり感は」と言いたくなりますが、
こうやって社会からさまざまな矛盾を押し付けられ、生きかたが圧迫されるのが、
まさに女性の置かれている現状なのですよね。
「子どもを産みたくない」とか「子どもが産めない」と
考える女性が多くなっても、とうぜんのことだと思います。
ちなみに上述のイラストを見て、わたしが連想したのが、
メインブログの2013年5月12日エントリでご紹介したツイートですよ。
「女性の生きざまの現実」
国「少子化が深刻な問題です早く子供産んで」
— knguin (@kndox) 2013年5月9日
女「お金かかるよ」
企業「女性は賃金低めだよ」
女「じゃあ安定した人と結婚する」
男「収入で男選ぶなクズ」
女「じゃあ産後も働く」
地域「子供を預ける場所ないよ」
女「それじゃ産めない」
国「女性手帳配るよ」
女「」#女性手帳にNO
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