2014年02月24日

欧州最後の同性愛禁止法

すこし前ですが1月27日に、北キプロス・トルコ共和国で
同性愛禁止法を廃止することが、議会で可決されたのでした。
大統領が拒否権を発動することはないと見られているので、
北キプロスで同性愛禁止法がなくなることは確実のようです。

「Europe’s Last Sodomy Law Repealed」

同性愛禁止法の廃止は賛成28、反対1、棄権21で可決されました。
廃止に向けた動きは、1981年に同性愛禁止は人権侵害であると定めた
欧州人権裁判所への告訴も、一部関係しています。



記事の見出しにもある通り、北キプロスは、ヨーロッパで最後まで
同性愛禁止法があった地域だったのでした。
今回禁止法が廃止になることで、ヨーロッパから同性愛を違法とする
国・地域がすっかりなくなることになるのでした。

キプロスは、南側3分の2弱にギリシャ人、北側の3分の1強にトルコ人が多く住んでいます。
小さな国なのですが、ギリシャ人地域とトルコ人地域の
ふたつの地域にわかれ、それぞれの地域が政府と議会を持っています。
同性愛禁止法が廃止された北キプロスは、トルコ人が多く住む地域ということです。

キプロスはトルコの南、東地中海にあって、中東に近いので、
ヨーロッパとするかどうかは微妙ですが、ギリシャ人が多いし、
EUにも加盟しているので、ヨーロッパに入れてもよいのでしょう。


ところで、北キプロスに同性愛禁止法があるとなると、
キプロスはEUには加盟できないのではないか?と疑問に思うところです。
人権の尊重を重視するEUが、同性愛を禁止する国を加盟させるとは思えないからです。

そう思って調べてみたら、キプロスの加盟は北キプロスを含んでいないのですね。
キプロスにかぎらず、EUは加盟国の領土すべてを含むとはかぎらず、
自治州や海外領土によっては、かならずしも含まないとか、
本国とはべつの特別な扱いになっていることがあるのでした。




posted by たんぽぽ at 23:10| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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