2014年01月31日

ナイジェリアの反同性愛法

アフリカの国でまた同性愛への罰則を定めた法律が成立しました。
ナイジェリアで反同性愛の新法が成立したのです。

「同性婚に禁錮14年…ナイジェリアで新法成立、世界から怒りの声」

1月13日にグッドラック・ジョナサン大統領が法案に署名したことが
わかったとあるので、それより前に成立していたものと思います。
(議会で可決した法案は、大統領が署名することで成立するものと思います。
大統領に強い権限が与えられている、ということなのでしょう。)



内容は同性結婚、同性どうしのパートナーシップを
結んだものに対して最高14年の禁固刑が科されます。
また同性愛者の団体の運営や参加や、同性どうしで性的関係にあることを
公開したものに対しても最高10年の刑が科されるとあります。

これは同性結婚のみならず、同性愛者の市民団体を作ることも
いちじるしく制限されてほとんど不可能になるということです。
カムアウトだけでも厳罰に処される可能性があるのですから、
同性愛者は存在自体を隠すことを、いっそう余儀なくされることになります。

このような同性愛を弾圧する法律が成立したというので、
国際社会はとうぜん非難することになります。
アメリカ合衆国のジョン・ケリー国務長官をはじめ、
人権活動家や各地の人権団体からも「世界で最も同性愛嫌悪的な法の一つ」と
いった批判の声があがっています。

大統領報道官は、
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同報道官は「ナイジェリア国民の90%が同性婚に反対している」と述べ、
同法は信仰のあつい同国の世論に沿ったものだとして、
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と釈明しています。
差別的法案を正当化するために「世論の支持」を盾に取るところは、
「他山の石」にするところかもしれないです。


記事中に出てくるウガンダの反同性愛法は、1月2日エントリでお話したものです。
またカメルーンでも、同性愛者に対して最高5年の刑が科されます。
「これら3か国ではキリスト教福音派が強大な影響力を持っており」
とあるので、反同性愛法も宗教の影響ということなのでしょう。

ナイジェリアとカメルーンはギニア湾に面したところにあります。
ウガンダはケニアの西隣で東アフリカにありますね。

「世界の国々/アフリカ」



posted by たんぽぽ at 19:05| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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