「ふざけるな! 痴漢男のあり得ない勘違い「抵抗されない。気に入られた」
大阪市職員を懲戒免職」
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この男性はおなじ女子高生に何度も痴漢を繰り返していたのですが、
その理由が「最初に触ったときに抵抗されていないと思い、
自分のことを気に入っていると勘違いしていた」なのですよ。
それは「気に入った」のではなく、「怖くて抵抗できなかった」だろうと思います。
前に男性で痴漢被害にあったかたのお話をしましたが、
この男性も怖くてなにもできなかったと言っていたのでした。
体力に差がある女性なら、なおさら痴漢されても怖くて
抵抗できないことが多いであろうことは、容易にわかるだろうと思います。
実際、痴漢されたら怖いという女性も、すくなからずいるでしょう。
女性が痴漢の被害を訴えると、集団で嘲笑したり、「ねた」として消費するために
興味を持ったりという人が、現れることがあります。
じつは被害女性は、かなり覚悟して痴漢被害を訴えているのであり、
集団で嘲笑することは、かなりの二次加害になるということです。
痴漢というのは容姿とかいでたちでターゲットを狙うのではなく、
「おとなしくて抵抗しなさそうな子」が痴漢に狙われやすいという、
よく言われていることが、あらためてしめされたと思います。
そして「抵抗されない=気に入られた」と勘違いしている男も、
すくなからずいるのではないか、という気がするのですよね。