痴漢はほとんどが女性が被害者ですが、男性が被害者となることもある、
ということは、よく指摘されることです。
「痴漢されるのクッソこえええぇえ!!!!!」
(はてなブックマーク)
被害にあった男のかたは、男性から痴漢行為をされています。
怖くてなにもできなくなったとか、泣きそうになったとかおっしゃっていて、
被害者が女性のときとおなじですね。
ふざけんなすごい屈辱と恐怖だったんだぞ!全く周り見る余裕ないし怖かったし
そう 痴漢なんて中学卒業して以来だったし
まさかこの歳でされるなんて思わなかった
ホモだったらもう視線合わせたら殺されるんじゃないかって思った
この男のかたは、痴漢被害にあう女性のことも理解なさったようで、
「被害者落ち度論」は間違いだったとお詫びししたり
女性専用車両の批判はもうしないと述べています。
痴漢被害の深刻さを理解したことに関しては、よかったと言えると思います。
今まで痴漢される方にも悪いところはあるとか思ってて
女性の皆様大変申し訳ありませんでした
マジで二度と女性専用車輌批判しない というか男はどう対処すりゃいいんだ
えげつないのはスレッドに出てくる、ほかの人たちの投稿ですよ。
「我慢しろ」とか「しかたのない」とか「チキン」とか
「それくらい声をあげろ」とか言ったり、ねたとして消費しているつもりなのか
興味本位で性的なお話をしたりで、二次加害のオンパレードとなのですよ。
被害男性を気遣っている投稿は、ほとんどないと言ってよいです。
はじめの男のかたは、痴漢被害の恐ろしさを一生懸命理解してもらおうと
しているのですが、彼らはぜんぜん理解する気がないのですよ。
男性の痴漢被害は女性の被害以上に抑圧されるとは言われますが、
あらためてその状況を見たと思います。
はななだ無神経な投稿をしているのは、たぶんほとんど男性だと思います。
彼らは痴漢被害を「他人ごと」と思っていて、
自分が被害を受けることはないと思っているのかもしれないです。
女性が痴漢被害を訴えたときも相当に嘲笑されますが、
被害者が男性でも、二次加害がひどいということですね。
ツイッターでもこの男性の痴漢被害については反応がありましたが、
被害男性の心情を理解し、二次加害を批判しているのは、
わたしが見つけたかぎりでは、みなさん女性のようです。
>>1の男性は痴漢にあってどれほと怖い思いをしたか必死に訴えているのに、スレの住人は面白おかしく茶化し続けてる。これこそ男性差別じゃないのかね。女性の痴漢被害者はぶっ叩かれ、男性の痴漢被害者は笑いのネタにされる。ほんとクソだな。
— どく (@dokuzirushi) 2013年11月24日
男性が痴漢被害の恐怖を吐き出してるのに、やっぱりセカンドレイプすんのな下衆って。
— モナ墓村 (@jyamamikamomi) 2013年11月24日
あまりにひどい。このセカンドレイパーたちの血の色は何色なのだ……と一瞬思うけど、私と同じ色の血が流れてて、同じ人間だっていうのがより怖さを感じるところなんだよな。
— 王谷晶from U.N.C.L.E. (@tori7810) 2013年11月24日
http://t.co/RSe99vVZD6 痴漢に遭う恐怖を切々と訴える男性の体験談を読んでなお「我慢しろや」とか書いたりからかったりする人の多さには驚かされます。痴漢被害に遭う女性も心ない他人の言葉による二次被害には悩まされているけれど…なんだかとてもやりきれません。
— ちらいむ (@chilime) 2013年11月24日
「痴漢被害に遭った」男性は、男性でも痴漢に遭うとこんな風に動けなくなるものなんだ、こんなに怖くて嫌な思いをするものなんだと真剣に語ってくれていたのに、それを読んでも「どうすれば痴漢を減らせるだろう」とはならずに、逆に被害者の心の傷に塩を塗り込んで喜ぶ人の方が多いのは非常に残念。
— ちらいむ (@chilime) 2013年11月24日
性暴力の被害のニュースというと、消費する「ねた」くらいに思って
興味本位で関わってくる人たちが、すくなからずいるのですよね。
彼らは二次加害者となる可能性のある、被害者にとって危険な存在です。
まず「自分は男性なのに何故?」「女性と間違えられた」事に怒っているというところ。痴漢に対する怒りではなく、「なんで女のほうに行かないんだ」ということに怒ってるんですよね。やっぱり男は痴漢の、性犯罪者の味方。
次に、被害に遭いさえしなければ、痴漢被害女性に対し「冤罪ガー」「自意識過剰、自慢」「触られたぐらいで」「触られるうちが華」等々の二次三次加害をしていたであろう事。そのくせ、男性が被害者になったとたん、いたわられるのは許せない。
男性はもっと性被害に遭って思い知ればよい。女性に投げたブーメランが突き刺さっているさまは、ザマアミロだ。
もし加害者が女性だったら、真摯な態度で被害を言っていたら。その件にかこつけた、女性というだけの人全体に対する暴言の嵐になっていると思います。
この国は、犯罪者だろうが被害者だろうが、何だろうが、男性であれば擁護し、女性であればここぞとばかりにミソジニーを前面に出してくる、それが真実です。
個性のあるユニークなハンドルを入れていただきたいと思います。
(このブログにコメントするためだけの
ハンドルを作っても結構ですので。)
>まず「自分は男性なのに何故?」「女性と間違えられた」事に
>怒っているというところ。
>痴漢に対する怒りではなく、「なんで女のほうに行かないんだ」
>ということに怒ってるんですよね
まとめのかたに関しては、わたしはそこまでは考えないです。
単純に「男は痴漢にあわない」と思い込んでいた、
というだけではないかと思います。
「今まで痴漢される方にも悪いところはあるとか思ってて
女性の皆様大変申し訳ありませんでした」とも言っているので、
痴漢被害の深刻を理解はしただろうと思います。
>もし加害者が女性だったら、真摯な態度で被害を言っていたら。
>その件にかこつけた、女性というだけの人全体に対する
>暴言の嵐になっていると思います。
その可能性はあるかもしれないですね。
「フェミは男性の性被害も問題にしなければならない」なんて
息巻いたりする「男性差別論者」も出てくるかもしれないです。
件のまとめの男性は、言い方を変えるなら、痴漢に遭わなければ、女性の被害者や女性車両批判(批判ですらない、暴言・放言のかたがほとんどですが)を続けている、ということですね。
良い薬になったのです。男性にはこの「薬」を投与せねばならない方が無数にいるようです。
女性車両や痴漢冤罪などはミソジニスト達にとって単なる踏み台に過ぎません。彼らは、元凶である、同じ男性として面汚しであるはずの、性犯罪者に対しては不問にし、あるいは擁護さえする。
男性たちは、女性を口汚く罵倒しているさまを見せるのが目的なんですよね。(でも匿名で)「どうだ、言ってやったぞ。俺は強いんだぞ」と言いたいんです。
女性車両などのことはこのために便乗しているだけ。誰一人、建設的な事を言ってないんですから。
殺人罪でも冤罪があります。だからといって殺人罪は問わないようにしろとか、被害者や遺族に恨みを向けるなんて滅茶苦茶です。その滅茶苦茶が女性に対してはまかり通ってる。
私自身、幾度もの性被害を黙ってしまっている、はらわたの煮えくり返る思いをしている1人なのです。
女性車両の乗客が怒る動画を拡散してる男性もいますよね。「間違えて」乗った女性車両で「たまたま」カメラが回っていたとか・・・
これらは意図的な「ディスカウント工作」です。ネットを見ていても男性たちの態度は目に余り過ぎます。そしてそれらが当たり前の空気のような存在になってしまっている。
本当の意味での「男性解放」をお話ししていらっしゃる方は私は指で足りるほどしか見たことがありません。ほどんどはただの暴論です。
女性たちが、男性の痴漢被害者を気遣うツイートをしているのは、女性として誇らしい反面、モヤモヤした気持ちをも起こさせる、のが正直な感想です。
ハンドルを入れてくださり、ありがとうございます。
>男性にはこの「薬」を投与せねばならない方が無数にいるようです
残念ながら、それくらいのことがないかぎり、
わからないしわかろうとしない男性はたくさんいますね。
自分が被害にあわないだけでなく、加害によって利益を得るから、
余計わかりたくないのでしょう。
まとめの男性も、「今まで痴漢される方にも悪いところは
あるとか思ってて」とか「マジで二度と女性専用車輌批判しない」と
言っているので、自分が痴漢被害にあうまでは
ご他聞にもれず無理解だったのでしたね。
>殺人罪でも冤罪があります。だからといって殺人罪は問わないようにしろとか、
>被害者や遺族に恨みを向けるなんて滅茶苦茶です。
>その滅茶苦茶が女性に対してはまかり通ってる
ほかの犯罪では絶対にない「被害者落ち度論」が
性犯罪、性被害に対してだけはまかり通るのですよね。
わたしもちょっと考えたことはあります。
http://lacrima09.web.fc2.com/teardrops/surround/desire.html
>私自身、幾度もの性被害を黙ってしまっている、はらわたの煮えくり返る思いをしている1人
心中お察し申し上げます。
>女性車両の乗客が怒る動画を拡散してる男性もいますよね。
女性専用車両は「男性差別論者」や「反フェミ」「弱者男性」たちが、
異常なまでに噛み付くところですね。
わたしのブログもむかしですが、女性専用車両についての
エントリを荒らされたことがあります。
鉄道会社ももっと積極的に取り締まればいいのにと思います。
車内で動画撮影する男なんて、乗務員が職権で
車両からつまみ出していいと思います。
>女性たちが、男性の痴漢被害者を気遣うツイートをしているのは、
ここで挙げたツイートは、男性の痴漢被害者を気遣う」
というより、二次加害をしている男たちを批判していると
言ったほうがいいかもしれないです。
女性たちが男性の痴漢被害者に対して揶揄や攻撃をしたら、
そのときは「男性差別論者」はその女性たちを批判するかもしれないです。
「女どもは自分が被害にあったときは声を大にして抗議するけれど、
男が被害にあったときは無理解でけしからん」とかなんとか。
女憎しの男というものは、この程度の道理も持ち合わせていませんから。
常識のある男性も存在していることは理解していますが、他人の心の中は確かめようがありません。
女性の悪口で盛り上がってる男たちに物申してる男性って、少なくとも私は見たことないですしね。
>女性たちが男性の痴漢被害者に対して揶揄や攻撃をしたら、
そのときは「男性差別論者」はその女性たちを批判するかもしれないです。
「女どもは自分が被害にあったときは声を大にして抗議するけれど、
男が被害にあったときは無理解でけしからん」とかなんとか。
絶対そうするでしょう。「自分たちはいいけど女がやったらムカつく」のトンデモ理論は彼らの十八番ですからね。
>女憎しの男というものは、この程度の道理も持ち合わせていませんから
「弱者男性」という自己規定のしかたも示しているけれど、
自分こそ被害者だと、かなり本気で思っていたりしますよね。
既得権を失なっただけなのに、何を被害者づらするのかと思います。
>絶対そうするでしょう。「自分たちはいいけど女がやったらムカつく」
1. 自分たちの加害をいかにして正当化するか
2. いかにして「女が悪い」ことにするか
このふたつが彼らの「至上命題」なのだと思います。