2013年11月11日

婚外子の権利と不倫の抑止

婚外子差別撤廃の反対派は、よくご存知のように相続格差をなくすと
不倫しやすくなって「めかけ」の子が増える、という主張を展開します。
実際にはこれは反対で、婚外子の権利がないほうが不倫しやすいのではないか、
という意見があるので、ご紹介したいと思います。



https://twitter.com/kirikomio/status/397690177675464704
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婚外子の権利がゼロのほうが「不倫」はやりやすいでしょう。
養育も相続も何の責任も持たず、いわばやりっぱなしで知らん顔できるんですから。
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https://twitter.com/who478/status/397705197343879168
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その通りで婚外子の権利が大きい方が不倫の抑止になり
「家族」の防衛に効果高いと思うんですがね。
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そう言われてみればそうなのですよね。
婚外子に権利がなければ、不倫して子どもができても
その子どもはなんの権利も主張できないことになります。
それゆえ男にしてみればいわば子どもを「作りっぱなし」にして
放置しておきやすいわけで、かえって安心して不倫ができそうです。

婚外子の権利が婚内子とおなじだけあれば、不倫して子どもを作ると
その子どもが権利を主張してくるので男には負担になります。
子どもを放置にくいことになるので、男性にとって不倫はやりにくくなるでしょう。


婚外子差別撤廃の反対派は、あとから権利を要求してくる
「めかけ」やその子どもの立場を意識しているのだと思います。
それで「婚外子の権利がすくなければ不倫しないだろう」
という発想になるものと思います。

「不倫の責任が男にある」という考えかたをしていれば、
このエントリでリンクしたツイートのような考えかたになります。
そして不倫を防ぐために婚外子にも権利を認めようという考えになり、
婚外子の相続分を減らすという発想にはならないはずです。

よく言われているように婚外子差別撤廃の反対派は、
「不倫はそもそも男が悪い」と考えているのではなく、
「男をたぶらかす女が悪い」という考えにとらわれていることが、
ここでもはっきりしたと言えます。
やはり婚外子差別撤廃の反対派は女性差別的だと言えるでしょう。



posted by たんぽぽ at 07:11| Comment(2) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も常々そう思っていましたが、まったくおっしゃるとおりだと思います。

ほんと、反対派って、意味不明な人たちです。。。
Posted by 魚 at 2013年11月11日 11:22
こちらにコメントありがとうございます。

>私も常々そう思っていましたが、

おお、おなじことをお考えでしたのね。
なぜか言われることがあまりないんだけど、おなじことを考えているかたは
結構いらっしゃるかもしれないですね。

気がつくかどうかは、不倫した男の責任という認識があるかどうかが
ひとつのポイントだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2013年11月11日 21:27
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