2013年11月07日

野党が民法改正法案提出

11月5日に野党各党が共同で、婚外子の相続差別規定を撤廃する
民法改正法案を参院に提出しました。
民主、みんなの党、社民と無所属の糸数慶子議員との共同提出です。

「民法改正案(婚外子差別規定削除)を参院に共同提出」

民主党などが相続差別撤廃に関して法案提出の準備をしていることを、
11月3日エントリでお話しましたが、予定通りになりました。




みんなの党の松田公太議員のツイートを引用しておきます。
(ここに付いているリプライが多分にひどいものがあります。)
https://twitter.com/matsudakouta/status/397566154471784448
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本日、みんな・民主・社民で婚外子相続法案を提出しました。
違憲判決が出ているので、本来ならば早急に閣法として出すべきもの。
しかし、自民内で揉めていて、出せない状況が続いています。
我々が先んじて出したことがプレッシャーとなり、早く出てくる事を望みます。
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民主党のサイトの記事には、つぎのように書いてあります。
婚外子の相続差別の撤廃は選択的夫婦別姓の導入とともに、
毎年のように法案提出を続けてきたのですよね。
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民主党は同規定の削除を盛り込んだ民法改正案を1998年以来
2013年4月までに衆参両院で合計17回にわたって野党共同で提出してきたが、
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これまでは法案提出しても、与党の自民党がぜんぜん審議に応じようとせず、
いつも無視され続けるのでした。
彼らの信奉する「家族のカチ」に反するので、絶対に認めたくないけれど、
まともに議論したらかなわないので、無視するよりないのでしょう。
「家族のカチ」を信奉する反対派議員は、自民党の法務部会という
内輪の議論でなければ、大きな態度に出られないのかもしれないです。

民主党が政権与党だった時代は、2010年に予定法案になりますが、
国民新党亀井静香氏の猛反対により、閣議決定にいたらなかったのでした。
2010年7月に婚外子差別が大法廷回付されると、
民主党内では法案提出の準備を始めるのですが、
原告と和解が成立すると、早々に取りやめてしまうのでした。
その後は世論の反対を恐れたのか、民法改正はほとんど棚上げ状態になります。

今回は与党はふたたび自民党ですが、最高裁の違憲判決が出た状態での、
野党としての法案提出です。
違憲判決があるぶん例年とは違うので、野党共同の法案提出が
自民党の反対派への一定の圧力になることを期待したいです。



posted by たんぽぽ at 23:04| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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