原告の婚外子の請求を認める判決が、10月28日に出ています。
根拠はもちろん9月4日の最高裁の違憲判決です。
「婚外子、平等相続の判決…最高裁決定で東京地裁」
自民党内の反対派議員など、違憲判決を受けた相続差別の撤廃に
反対する論調が一部でとても強くなっています。
ところが民法改正を放置してもおなじような裁判があれば、
違憲判決が優先されて、婚外子の主張が認められるようになるでしょう。
民法改正に反対するのは無駄どころか、かえって混乱をきたすだけだと思います。
それにしても、記事にも書かれていますよ。
自民党内の頑迷きわまりない反対派による猛抵抗ぶり。
この人たちがていたらくだから、民法と判決のあいだにねじれが出るのだと。
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自民党内の反対などで、規定を削除する民法改正の動きが滞る中、
司法が相続格差の是正を先行させた形だ。
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