2013年11月04日

野田聖子も婚外子だった

婚外子相続差別に違憲判決が出たのに、反対派が猛烈に反発して
法案提出の見通しが立たない自民党ですが、野田聖子議員がそれを批判しています。

野田聖子氏も産まれたときは、じつは婚外子だったのでした。
のちに両親が法律婚をすることで、婚内子になっています。
これはちょっと意外でしたよ。

「「わたし個人も、生まれたときは非嫡出子」自民・野田氏」
(はてなブックマーク)

わたし個人も、生まれたときは非嫡出(ちゃくしゅつ)子(婚外子)です。
ただ、わたしの場合は父と母が(後に)法律婚をしたことで、
それがなくなっただけ。 わたし個人も一時期、そうだったことで、
なぜそういうことになるのかな という素朴な疑問を持っている一人だ。

メインブログの10月14日エントリで、野田聖子氏は
「20代で祖父の家の養子となり、事実婚や離別を経て、
卵子提供で50歳で男児を出産した」ことをお話したのでした。
さらに自身が婚外子だったこともあったのでした。

野田聖子氏は家族やジェンダーに関しては、かなりまともな考えですが、
これは自身が「多様な家族」の中に生きてきたこともあるのでしょう。
それで自民党のお歴々が大好きな「家族のカチ」なるものに対しても
問題意識を持ちやすいのだと思います。

野田聖子氏という「身内」に婚外子を経験した人がいるのに、
違憲判決に猛反対する自民党の反対派は、いったいなんなのかと思います。
野田聖子氏は家族問題やジェンダー問題に限っていえば、
自民党にふさわしくない人材だったと言えそうです。


posted by たんぽぽ at 19:16| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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