2013年10月31日

ヤンキー的少子化対策

10月22日エントリで、安倍政権を支持するネトウヨの人たちは
「肉屋を支持する豚」だというお話をしました。

そのとき紹介した記事で、安倍政権はお金がないので
国民生活を充実させることができないので、国民の不満をそらすために
精神面での統合を図ろうとしている、という指摘があるのでした。

「首相に戸惑う自称“愛国者”たちへ〜片山教授からの言葉〜」




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お金がないので面倒はみないが富裕層に国外流出されても困るし
貧乏人に暴動を起こされても困る。ならとりあえず精神面で統合をはかるしかない。
日の丸、君が代、靖国神社、主権回復の日、国民栄誉賞。
「俺たちは日本人だ」という雰囲気を盛り上げ、
つらい目にあっている人ほどもっている「連帯したい」という感情をあつめ
文句を言わせないようにしようというのが安倍政権の本音であり
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安倍首相は所信表明演説でも「意志の力」なんて言っていましたが、
この「意志の力」も精神論の強調のうちでしょうね。

一般に無策な政権や不健全な政権は、精神論に走る傾向があると思います。
無策な政権は、国民生活を充実させる効果的な施策ができないので、
お金も知恵も必要ない精神的な統合で、お茶を濁そうとするわけです。
不健全な政権は、国民の思想を統合する必要があるので、
精神論を強調することで連帯を図ろうとすることになります。

安倍政権が推進する精神面での統合は「気合いさえあればなんとかなる」
という、「ヤンキー」に見られる空疎に前向きな感性とおなじ
という指摘があるので、ご紹介しておきます。

「「ヤンキー」内閣(メモ)」


ところですでにお話の通り、自民党の少子化危機突破タスクフォースは、
「女性手帳」とか婚活イベントとか、妙な方向にばかり走っているのでした。

https://twitter.com/jucnag/status/395157272571031553
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若い世代の雇用と収入が安定すれば自然に子供増えるでしょう?
なのに少子化対策に女性手帳とか出会いの場の創出とか
カスみたいなことしか考えつかない自民党のオッサンって、何なのバカなの??
あ、自民党の女性議員も本質はオッサンだと思います。
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かかるタスクフォースの方針がかくも的外れなのは、
若い世代の人たちが結婚しない理由を、雇用が不安定なことや
賃金がすくないことなど、政治や社会に原因があることとは考えず、
若い世代の人たちの意識の問題と見なしているためと言えます。

これも言ってみれば、若い世代の人たちの「意志の力」とか
「気合い」といった精神論に還元しているのだと思います。
自民党の少子化対策も、効果的な施策をしようとせず精神面での統合を図る
「ヤンキー的政策」の現れだと言えるでしょう。



posted by たんぽぽ at 18:32| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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