40代の男が20代の女の子といかにして不倫するかを書いた記事ですよ。
よくこんなことを書けると思うし、『プレジデント』もよくこんな記事を
載せられると思います。
「20代女性とつき合える40代男の条件」
ようは「40代男性の人生経験と社会的地位があれば、若い世間知らずな
女の子をカモにするのは造作ないですよ」と言いたいわけです。
たしかにうまくいくかもしれないですね。
せっかく築いた人生経験や社会的地位はこんな悪用のためではなく、
もっと世のため人のために使うはずのものだと言いたいです。
つぎの文章を見ると、相手の女性をどう思っているのかと言いたくなります。
不倫男はまじめに相手の女の子を愛しているのではなく、
単に「お遊び」で手を出している、ということが伺えます。
いかにして女の子を落とすかというゲームになっているというか、
狩猟のような感覚でやっているのでしょう。
「不倫なんてとんでもない」と思っていたコの心がポキッと音を立てて折れて、
なびいてくる瞬間があります。いやあ、この音がたまりませんのです。
著者の名前はペンネームですし、記事には顔写真も出ていますが覆面ですね。
こんなただれた記事を書くのですから、本名は顔は公開できないでしょうね。
「「仕事人×生活人」のための問題解決塾」と左上に書いてあるのも失笑です。
不倫のすすめなんて、かえって問題を増やすだけでしょう。
わたしが連想したのが、メインサイトのこのエントリで紹介した、
「非もてをこじらすと治らない」というエントリですよ。
ここでも若い女の子と不倫する中年男が出てくるのですが、
ご多分に漏れず経済力や社会的地位を利用して、若い女の子をなびかせています。
この男性の根底には女性不信があり、自分が若いころもてなかった
恨みを晴らしたくて、不倫しているようなのです。
不倫する男はしょせんろくな動機でないということなのでしょう。
若い女の子がまじめにお付き合いをするほど、
それだけその子の貴重な人生が潰されるということです。
このコラムはむしろ20代の女性に見せて、「不倫男の本性はこんなですよ」と
教えることで、自衛に役立ててもらうための記事だと思います。
それを書いたフェルディナンド・山口という人、
そういうコラムを書くことでちょっと有名らしいです。
嫌になってしまいます。