夫婦別姓や婚外子差別の撤廃に反対する人たちは、
ふたこと目には「家族が壊れる」と言うので、嫌になってしまいます。
彼らはヒステリーと言っていいかもしれないです。
https://twitter.com/baobaopaopao/status/346278462908166144
https://twitter.com/baobaopaopao/status/346278597088141313
https://twitter.com/baobaopaopao/status/346278686586200064
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保守言論人っていうか、保守政治家っていうか、
彼らは家族法や戸籍法にちょいとでも触れようとすると、
家族が壊れる、家庭が壊れるって言うよね。
日本の家庭壊れ過ぎだろ。
名前や名字や戸籍で家族やってるわけじゃあるまいし。
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彼らには、高度経済成長期の「標準家族」を「理想」とする
「正しい家族幻想」があるのだと思います。
そして彼らは「家族のカチを大切にする」と呼んで、
この「幻想」に執拗にこだわり続けるのだと思います。
「反対派の「正しい家族」幻想」
それゆえ、高度経済成長期の「標準家族」にない
夫婦別姓や婚外子差別の撤廃は、いっさい受け入れられなくなります。
これらを導入するだけで、「家族のカチに反するから
家族の崩壊だ」と騒ぐことになるわけです。
本当に崩壊するのは、彼らのあたまの中にある「幻想」ですが、
彼らは自分の信奉する「幻想」を「現実」を錯覚しているので、
「現実」の家族が崩壊すると信じていることになります。
「現実と虚構の区別がつかない」ということですね。
現行の戸籍制度は、彼らにとっては、彼らが信奉する
「正しい家族」幻想を、書類で表現したものだろうと思います。
よって戸籍の書式を変更するというのも、
彼らの「幻想」を崩すことになるのでしょう。
それゆえ戸籍に手をつけようとすると、大惨事でも起きるかのように、
「戸籍が崩壊する」と騒ぐことになるのでしょう。
「戸籍を守る反対派」
特定のカチカンにもとづく家庭を「理想」として、
それをすべてに押し付けようとすると、「理想」からはずれた
家庭には破壊的なことになりますね。
非共存派の人たちは、現実と虚構の区別をつけるべきなのですが、
彼らに付ける薬は残念ながらないようなのですよね。