女性に結婚改姓させることで、男性が「女を所有している」という
意識を持つため、というのもあるのではないかと思います。
https://twitter.com/milkfishporrige/status/315328849116286976
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夫婦別姓に反対するのって、ホモソーシャルの有資格者証明としての、
「女を所有してるぞ」というのをわかりにくくしてしまうから、
てのもあるんですかね。
「不倫が増える」てのも、「俺の刻印をつけておかなきゃ盗まれる」
という感じに見えるというか。
財産だとか家畜だとかに対する言い草みたい。
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「女性が改姓しないと、結婚しているかどうかわからない」
という男性を見かけることがあります。
実際には苗字がおなじかどうかで、夫婦であることを
確かめることはほとんどないし、実効性は疑わしいことです。
このような男性は、夫婦の識別のための実効性ではなく、
女性が改姓していることで、すでにべつの男性に
「所有」されているかどうかが、意識されるのではないかと思います。
おそらく彼らには、「間違ってほかの男の「所有物」に
手を出さないようにする」という考えが働くのでしょう。
こういう意識のもとでは、女性はホモソーシャル社会における、
男性どうしに配分される「資源」になります。
そして女性の結婚改姓は、男性どうしで「資源配分」が
なされていることをしめす「刻印」ということになります。
現状では結婚改姓するのは大半が女性ですが、
これも「刻印」を付ける対象は女性だからということになります。
そして、男性にとって「資源配分」の状況がわかりやすいかという、
男性の都合だけが、問題になるということです。
女性はあくまで「資源」なので、その立場は度外視されます。
女性にとっても、ある男性がすでに結婚しているかどうかは、
大事なことのはずですが、そうした女性の都合は無視されるわけです。
「女性にとって男性が結婚しているかどうか
わかりやすくするために、男性が改姓しよう」という発想は
男性には(女性にも?)おそらくないでしょう。
「夫婦別姓だと不倫が増える」というのも、根拠がないことですが、
これも男性の「所有意識」の反映と考えると理解できそうですね。
女性が結婚改姓しないと、「自分の所有物」という
「刻印」が付かないので、ほかの男に取られやすい
気がしてくるのではないかと思います。
女に無理に改姓させても離婚できず、
おとなしく従わせることができる」と
信じているのが、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)の男性です。
選択的夫婦別姓が導入されると、
かかる反対派(非共存派)の男性は
離婚される可能性も高くなります。
だから彼らは必死になって
選択的夫婦別姓に反対することになります。
離婚されるケースもあると思います。
でも離婚にいたらないケースも
少なからずあると思います。
それが反対派(非共存派)男性に
「自信」を持たせることになるのでしょう。