そこに従軍慰安婦に関する特別展示館を設けることになったのでした。
「NYホロコースト記念館に米国初の「慰安婦展示館」」
従軍慰安婦を「アジアのホロコースト」とする位置づけは、わたしも賛同できます。
ホロコーストも従軍慰安婦も、第二次世界大戦中に起きたもので、
国家による計画的・組織的な戦争犯罪です。
そして前者は世界史上最大規模の大量虐殺であり、
後者は世界史上最大規模の人身売買・強制売春だからです。
また、ホロコーストは最悪のマイノリティ差別であり、
従軍慰安婦は最悪の女性差別とも言えるでしょう。
さまざまなところで、ホロコーストと従軍慰安婦は
対比できるところがあるのだと思います。
こうした見かたはもっと広まってよいだろうと、わたしは思います。
(だいぶむかしですが、ホロコーストと広島・長崎の原爆投下を
比較する議論がなされたことがあったのですよ。
前者のユダヤ人は被害者であり、後者の日本人は返り討ちに会った加害者ですから、
さすがに無理があったようで、長くは続かなかったみたい。)
このように記念館の拡張をするのは、従軍慰安婦に対する
アメリカ社会の関心や批判が高まっているということだろうと思います。
オバマ政権は従軍慰安婦問題を重視していますし、
記念館のあるニューヨークでも、非難決議が可決されたばかりです。
こうした国内の動きも反映しているのでしょう。
それから記念館の主旨を広げて、展示物を増やすというのは、
柔軟な対応であり、これも好ましいことだと、わたしは思います。
謝辞:
こちらのコメント欄で、記事を教えてくれた、ニャオ樹・ワタナベさま、
およびこちらのコメント欄で、記事を教えてくれた、七重さま、
まことにありがとうございます。

