それを選挙公約にしていたのでした。
昨年12月の総選挙の前には、TPP反対をうたった自民党のポスターが、
いろいろなところに貼ってあったくらいです。
「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。 日本を耕す自民党」

共産党の井上参院議員がとりあげた自民党のポスター。山形二区ではられたもので、地元の共産党の高橋ひさし氏が撮影したものです。 pic.twitter.com/ghoAQvAuMP
— こちら赤旗日曜版 (@nitiyoutwitt) 2013, 2月 27
「TPPへの交渉参加に反対! 比例代表は自民党へ」

自民党、嘘つきじゃん⇒ pic.twitter.com/cWupfDuTup
— cocoa (@k1976k1976) 2013, 2月 27
ところが現在自民党は、TPPへの交渉参加をどんどんと進めています。
党内には反対派もいるのですが、積極的な反対はしていないです。
とんだ公約違反ですね。
そしてこの自民党の公約違反を、マスコミはほとんど批判しないし、
世論のあいだでも批判は顕在化しないのでした。
彼らはTPP交渉参加に賛成だから、かまわないということなのでしょうか?
あるいは、TPPに反対している自民党に投票した支持者たちは、
なにも言わないのでしょうか?
ずいぶんとおとなしいですね。
これが民主党政権だったら、マスコミも世論もここぞとばかりに、
公約違反を叩いたのではないかと思いますよ。