2013年03月03日

中性が公式に認められる

3年前の記事で恐縮なのですが、わたしが見つけたのは
わりあい最近なので、ご紹介したいと思います。

オーストラリアにお住まいのノリー・メイ・ウィルビー氏という人物が、
男性でも女性でもない「特定されない性別(Sex not specified)」として
公式に認められたのでした。

「男でも女でもない「中性」容認の波紋 」
「男性でも女性でもない性別が公式に認められる」

「公式に」というのは、出生証明書に「特定されない」と記載され、
それにともなって、パスポートなどの公的な書類も
すべて性別が「特定されない」と記載される、ということです。

 
メイ・ウィルビー氏は男性として産まれたのですが、
性転換手術を受けて女性になったのでした。
ところが、女性であることにも違和感を覚え、
男女のどちらでもない性として、生きることにしたのでした。

医師の診断で、メイ・ウィルビー氏のからだが
男女にどちらにも分類できないとされたため、
出身地のイギリスで「特定されない性別」という性の
新しい出生証明書が発行されたのでした。
これにともなって、メイ・ウィルビー氏が住んでいる
ニューサウスウェールズで「特定されない性別」の身分証明が
発行されるようになったのでした。


外国のこととはいえ、「特定されない性別」なんて
よく認められたというのが、わたしの率直な感想です。
イギリスやオーストラリアの法的扱いは、どうなっているのかと思います。
(記事を見たかぎり、法改正があったのではないようです。)
ニューサウスウェールズのお役所も、はじめは
「性別を特定しないなんて無理だ」と難色をしめしていました。

医師の診断結果が大きかったのだとは思います。
医学的な根拠に応じて、すぐにそれに合わせて
いままでにない身分証明が作られるのは、とてもよいことだと思います。
日本ではこのくらい柔軟かつ合理的で、本人に配慮した扱いなど、
とても無理ではないかと思います。


posted by たんぽぽ at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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