聞いて行なうべきだ、という意見があります。
これは、まったくもってその通りだ、いい加減そうしてくれと
同意なさるかたも、たくさんいらっしゃるだろうと思います。
同性婚もそうですが、実際に今困っている人たちの人権を救済するための法改正に関しては、年寄りだろうと若者だろうと当事者以外の意見は聞く必要はないと思います。@kmzk : 選択的別姓について、既婚の年寄りの意見はどうでもいいというのは間違いだ。既婚者も制度導入から一定期間は旧姓に戻
— ラビニア (@IsSheW) February 19, 2013
利害の関係ない人たちは、問題がよくわからない人も多いでしょうから、
そんな意見を聞くほうが、そもそも不自然と言えます。
選択別姓は、当事者以外の人たちの権利を侵害しないですから、
彼らを無視してもなんら差し支えないことです。
よって、現実に困っている人たちが直面する問題点を、
具体的に解決することだけ考えればよいことになるでしょう。
一般に少数派の権利は多数決をすると、かえって認められなくなりがちです。
その観点からも、問題のわかっていない一般の人たちの
意見など取り上げず、当事者の意見だけ注目するべきでしょう。
女子差別撤廃委員(CEDAW)からも、世論調査を言いわけにせず、
条約との整合性を考えて、民法改正をしろと言われています。
言うまでもないことですが、ここで言う「当事者」というのは、
結婚改姓を迫られる現実に直面する人たちです。
より具体的には、結婚適齢期である20-30代の女性が多くなるでしょう。
前のエントリでお話したような、自分の妻や結婚相手が
改姓したくないと言い出すことを懸念する「同姓派男性」は、
彼らがいくら「自分の問題」と思っても、当事者ではないですよ。
彼らは差別的な既得権を維持したいのであって、
権利を侵害されて困っているのではないからです。
そのような既得権は、むしろなくすほうが好ましいことです。
彼ら「同姓派男性」の意見は、少数派の権利の尊重という観点から、
かえって積極的に無視したほうがよいくらいです。
現在改姓中のかたは、もう一度改姓するあてが
なくても、当事者だと思います。
いまは苗字の問題で困っていないけれど、
過去に改姓して苦労したとか、
今後改姓で苦労する可能性がある、
というかたも、当事者だと思います。
結婚する予定の人は選択的夫婦別姓の導入を希望しています。僕の世代の非共存派はどうせ結婚できないから彼らの意見は無視していいと思います。
反対派は改姓する可能性がほぼゼロのオッサンやジジイばかりです。改姓でデメリットを受ける我々の意見を聴くべきだと思います。
>僕の世代の非共存派はどうせ結婚できないから
いまの若い世代のかたで、
選択的夫婦別姓に反対するようなのは、
そのくらい「すさんで」いるのですね。
彼らはさぞかし生活感がない日々を
過ごしているのではないかと想像します。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/456969215.html
本来ならこのような反対派(非共存派)の
意見は無視していいと、わたしも思います。
当人たちは、とても重要なことを
主張していると妄想しているようですが。
>改姓でデメリットを受ける我々の意見を聴くべきだと
まったくです。
自民党の首相の答弁なんていつでも
「さまざまな意見がある」と言って、
反対派(非共存派)の意見ばっかり「配慮」します。
http://taraxacum.seesaa.net/article/502340466.html
なんで当事者の意見よりも、
差別者の意見を重視するのかと思います。