「なにかを変えてくれた」のは、GHQによる占領政策です。
なにしろ、憲法まで変えたのですから、その「指導力」の強さと、
「なにかを変えてくれた」程度は、相当のものと言わざるを得ないです。
おそらく今後、GHQ並みの強い指導力を持った勢力は
日本には現れることはないでしょう。
ところで前述の「強い指導力」と「なにかを変えてくれる」という
「期待感」だけで政治家や政党を選ぶ人たちは、
GHQの占領政策を礼賛するのでしょうか?
あるいは、今後日本が外国に占領されて、
GHQ並みの改革を断行することがあったら、
「期待感」だけの人たちは、全面的に支持するのでしょうか?
彼らにとって、政策の中身は関係ないはずです。
したがって、GHQによる占領政策こそ、彼らの理想でなくては、
つじつまが合わないはずです。
維新は「カイカク」を期待されていますが、
自民は「カイカク」を期待されたというのではないでしょうね。
政敵の自滅で議席を取ったのだと思います。
>この意味について私なりに解釈することはあるのですがここではおいて起きます
しばし興味あり。
(もちろん無理にお書きにならなくても結構ですよ。)
>クーデター的な軍事政権のようなものすら強力な指導力として
そうかもしれないですね。
政権の取得や運営が民主的かどうかなんて、たぶん意に介さないでしょう。
「期待感だけ」の人たちの民度なんて、そもそもそのくらい
(軍事政権でちょうどいいレベル)ではないかと思います。