2012年12月15日

ジェンダー平等アンケート(6)

P-WANのジェンダー平等政策アンケートですが、
最後の12番目のカテゴリは、つぎの設問になっています。

国連女性差別撤廃条約の締結国としての責任遂行
(24)女性の地位向上のための国内推進機構を強化する
(25)女性差別撤廃条約選択議定書を批准する
(26)女性及び性的マイノリティの人権保護の権限を持つ
独立した国内人権機関を設置する

 
この3つの設問に対して、もっとも否定的な回答をしたのが、
ほかならぬ自民党だったのです。

「「国連女性差別撤廃条約の締結国としての責任遂行」をしたくない自民党」


各党の回答はつぎのようになっています。
http://lacrima09.web.fc2.com/figs/p-wan-24-26.html

自民党は、(24)の国内推進機構は0点の「どちらでもない」
(25)の選択議定書は-1点の「どちらかといえば反対」、
(26)の国内人権機関は-2点の「反対」と答えています。
あきらかに否定的なことが伺えます。

おなじくジェンダー平等に理解がないとされる、
維新や国民新党でさえ、この3つの設問に対しては、
1点の「どちらかといえば賛成」と答えています。
さすがに批准した条約はきちんと守らなければならない
という、遵法意識くらいはあるのかもしれないです。

そんな中にあって、0点やマイナス点の回答ができる
自民党というのは、女子差別撤廃条約の締結国としての責任を
果たすつもりがないと思われても、無理もないことだと思います。


ちなみに、2009年にべつのNGOが行なったアンケートでは、
「女性差別撤廃条約「選択議定書」の批准に賛成ですか、反対ですか。」
という質問に対して、自民党は「慎重に検討すべき」、
「我が国の司法制度との関連で問題が生じる恐れがあるため」
と回答をしています。

P-WANのアンケートでは選択議定書ついての回答は
「どちらかといえば反対」なので、反対をすることに
遠慮がなくなってきた、ということになります。
3年とすこしのあいだに、自民党は右傾化が進んだことが
見て取れるひとつの事例だと思います。


付記1:
このエントリの最後に引用されている、「ニコニコニュースの反応」が、
ここに出てくる大量の「ジェンダーギャップ指数への懐疑」の
コメントを思わせます。

付記2:
2009年現在でも、自民党には選択議定書の批准に
反対する議員はいました。

「選択議定書の反対派」

関連エントリ:
「ジェンダー平等アンケート(2)」

posted by たんぽぽ at 15:13| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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