身内・親戚や友人・知人から反発を受けることがあります。
ところが、このような現実にたいして、つぎのような
無理解なことを言う人がいるのです。
https://twitter.com/momo281/status/265795139769868288
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反発しない人と結婚したらいいでしょうに。
選ぶ権利は女性にもあるし、むしろ女性のほうが強いでしょう。
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「だれでも選べるのだから、反発しない人を選べばいい」
などと言う無神経な人は、実際それなりにいそうですね。
悪いのは他人の結婚に首を突っ込んで反発するほうです。
結婚とは当人どうしの意志が尊重されることであり、
身内や親戚と言えども妨害するべきことではないです。
反発される当人たちは、被害にあっているのですから、
なぜ被害者が妥協しなければならないのかもわからないことです。
そもそも結婚ははじめに相手ありきです。
意中の人なんて、そう簡単に変えられるものではないし、
変えられるとしたら、そのほうがおかしいです。
自分が好きな人を決めるのに、外部の反対への妥協を
優先させるほうが間違っているというものです。
この「もも281」という男性は、「自分が改姓することはできるか?」と
訊かれたときは「Yes」と答えたのでした。
ところが続けて「それで身内や知人のだれからも反対されないか?」と
訊かれたときは、だまってしまいました。
おそらく自分が改姓した場合、だれからも反対されない
自信はなかったのでしょうね。
そして、第三者からの反対は、自分が相手を変えれば
解決するものではないことにも、気がついたのかもしれないです。
付記:
「もも281」のツイートの後半の「選ぶ権利は女性にもあるし、
むしろ女性のほうが強いでしょう」は、なんのことかと思います。
女性のほうが選ぶ権利が強いなんて、わたしは聞いたことがないし、
実感もできないですし、もちろん法的な根拠もないことです。
(「もも281」という男性は、それだけもてないのでしょうか?)
>個人レベルでは結婚で姓を変える事に抵抗ない男性は多いと思いますが、
それはどうかな?とわたしは思いますよ。
「女姓婚」に反対する人もすくなからずいて、
「女性が改姓して、男性の苗字で夫婦同姓でなければならない」
という人は結構いますからね。
改姓する側が下、というヒエラルキーがあって、
男が改姓して「下」になるのは屈辱と考える男性も
たくさんいるのではないかと思います。
「もも281」という人は、自分が改姓するかと言われて
「Yes」と答えてはいるけれど、どこまで本気かわからないですよ。
彼らには不利益は有りませんが彼らは何を考えているのでしょうか?
僕の父はむしろ褒めてくれました。