2012年11月17日

3人以上の親が検討される

オランダで3人以上の親を認める法案が、検討されています。
同性カップルの子を念頭に置いたものとなっています。

「「3人以上の親」認める法案、オランダで検討中」
(はてなブックマーク)

 
同性カップルは生物学的に子どもを作れないので、
精子提供者もしくは代理母という、第三の親が必然的に必要になります。
この第三の親が、子育てに関わりたいと希望することがあるので、
3人目の親を「法的な親」として認めようというものです。

この「3人目の親」は、子どもに対して親権を持つのですが、
同性カップルのふたりとは、婚姻関係にないものとおそらく思います。
以前ブラジルで、3人の法的な結婚が認められましたが、
これとは法的な扱いが異なるのでしょう。


それにしても親が3人もいるなんて、
家族の多様性もここまで来るのか、という感じです。
ブックマークを見ても、「リベラルすぎてついていけない」
というコメントがありますが、わたしもちょっと
ついて行ききれないものがあります。
(がんばって追いつくことにします。)

また、異性カップルの生殖補助医療に関わった人にも
「第3の親」の立場を認める必要があるのではないか、
というコメントもあります。
生殖補助医療に協力した人が、「法的な親」を希望すれば、
そうするべきだと思うし、じっさい認める方向に
向かうのではないかと、わたしは思います。


posted by たんぽぽ at 11:15| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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