2012年05月27日

生活保護の低い捕捉率

日本の生活保護の捕捉率、すなわち受給資格を満たしていて
実際に受給をしている人の割合は、約2割です。
これは他国と比較して、きわめてすくなくなっています。

「利用者数の増加ではなく貧困の拡大が問題である
〜「生活保護利用者過去最多」に当たっての見解〜」


 
上記のエントリを見ると、生活保護の捕捉率の
各国の比較は、つぎのようになっています。
グラフの画像の数字が読みにくいので、
すこし違っているかもしれないです。)

日本 19%
スウェーデン 82%
ドイツ 64%
フランス 50%
イギリス 47%
アメリカ 59%

つまり日本では、生活保護を受ける資格があるのに、
受けていない人が、他国と比べてとても多いわけです。
生活保護は最後のセーフティネットですが、
捕捉率だけでも、かなりすさんでいると言えるでしょう。

現在、生活保護を受けている人は、約200万人とされています。
これが捕捉している2割とすると、生活保護を受ける
資格のある人は約1000万人となります。
日本の有権者のうち約1割が、生活保護の受給資格以下の
水準の生活をしていることになります。
これはかなり衝撃的な数字ではないかと思います。


生活保護というと、不正受給がやたらクローズアップされ、
本当にそれが多いような印象を受けるのですが、
不正受給の比率は、わずか0.4%にすぎないです。

そんなことより、捕捉率が異様に低いことこそ、
問題にする必要があると言えるでしょう。
ところが、はなはだ困ったことに、
捕捉率のことは、ほとんど知られていないのでした。
(かくいうわたしも、比較的最近まで知らなかった。)


ところで、わたしのこのツイートが、31リツイート、
10お気に入り登録という、わたしのツイートにしては、
相当なまでにたくさんのご評価をいただいたのでした。
(しかも7ふぁぼられで、赤字になっています。)

(たくさん評価がいただけたのは、
河本準一氏のことで、生活保護に関心が
集まっていたのもあるのかもしれないです。)

わたしのツイートがTLに流れて来るかたたち、
という特殊性もあるのでしょうけれど、
捕捉率が低いことを深刻と考えて、
そうした情報を望んだり拡散させたりするかたが
たくさんいることを確認して、すこし安心しました。


付記:
こちらのツイートも、4リツイートいただけました。
ご覧いただきありがとうございます。


posted by たんぽぽ at 17:45| Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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