2011年09月27日

つくる会の教科書が「男女脳」

「つくる会」の教科書が、男女で脳の違いがある、
という記述を載せようとしていたそうです。
教科書は「公民」であって、「理科」ではないです。

「法律家による「つくる会」系公民教科書(育鵬社・自由社)の検証」

 
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自由社は、もともと、2ページにわたって、
「男女の脳には違いがある」という記載を展開していた。
「男脳の特徴」、「女脳の特徴」が対比された図入りであった。
文部科学省の教科書検定により、これらの記載は大幅に書き改められたが、
依然として、「子供が生まれるのには、男女は生物的に異なる役割を果たす。
また、近年では脳科学の研究が進み、脳の構造やはたらきの一部に
男女のちがいがあることが分かってきた」と記述している(27頁)。
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はじめは記述が2ページあって、男女の脳の特徴が、
ごていねいに図入りで、解説されていたとあります。
さすがに、このようなトンデモな内容は、
文部科学省の教科書検定をパスできなかったようで、
大幅に書き直されることになりました。

それでも、「近年では脳科学の研究が進み、脳の構造や
はたらきの一部に男女のちがいがあることが分かってきた」
という事実と反する記述が残って、問題はあるのでした。

実際には、脳の男女差があるのかどうか、
脳の違いが、男女の行動の差にまで影響するのかは、
はっきりとはわからないです。
このあたりは、つぎのエントリにくわしく書かれています。

「「男女差は脳科学によって証明されている」と喧伝する検定教科書?」
(はてなブックマーク)

「つくる会」が「男女脳の違い」なんてにせ科学を
教科書に載せようとするのは、ジェンダーバイアスの押しつけを
正当化しやすくなるからなのは、想像にがたくないでしょうね。


関連エントリ:
「つくる会」とは政治的旗色が異なるが。

「男女脳の違い?」
「男女脳の違い?(2)」
「黒川伊保子」
「民主党共同参画の現状」


posted by たんぽぽ at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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