2016年01月09日

存在の把握と問題の認識

前のエントリで、「元慰安婦への補償は日韓基本条約に含まれず
解決ずみとはならない」ということをお話しました。
これに関してたまごどんは、次のことを述べています。

「ミクシーの慰安婦の議論(2)」
虚構の歴史は困ります。

http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/28/comfort-women-japan-korea-relation_n_8319014.html

>当時の人たちは戦場を描く時、そこに慰安婦がいた、
というのをある程度当然のこととして話していました。
特に戦場で韓国語が通じる人は慰安婦しかいなかったから、
むしろ彼らには強く記憶に残っている。

(2015年12月03日 22:11)

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posted by たんぽぽ at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

慰安婦問題と日韓基本条約

日本政府や日本の慰安婦否定派はよく「元慰安婦への戦後補償は
1965年の日韓基本条約で解決している」と主張します。

「吉田証言とクマラスワミ報告」
1965年の日韓基本条約で全て清算したんじゃないのか。
クマ報告では「この1965年の条約が財産請求権のみを扱い、
個人の損害については規定しないことに、本報告書は注目した。(p26)」とある。
おいおい、個別請求権は韓国政府が負うってことだったんじゃないのか。

このような見解は国際的には認められないです。
「元慰安婦への戦後補償は未解決」としています。
(引用中のクマラスワミ報告書の見解はどこも間違っていないです。)

「1-3 日韓請求権協定と「慰安婦」問題」
「日本政府の「元慰安婦への賠償は日韓条約で解決済み」論は
破たんしていることを示す論文のご紹介(追記有り)」


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posted by たんぽぽ at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律一般・訴訟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする